今日は、この夏でいちばん暑かったかもしれない。深夜、12時を過ぎて、やっと、涼しい風が、山から吹いてきた。


風は、日中は里から山へ吹き、夜は、山から里に吹く。


男のトラツグミが、懸命に鳴いている。繁殖期だ。つがう女トラツグミに出会えますように。


男トラツグミは、主に夜に鳴く鳥なのだが、初めて、その声を聞いた時、美しい笛の音のようで、魅了された。


今は、男のトラツグミと、山の湧水そそぐ水路のあたりで、男のカエルが鳴いている。


こんなに美しい声で鳴く鳥がいるなんてと思い、いろいろ調べたり、動画で他のトラツグミの声を聞いたりしたのだが、どうも、この地域のトラツグミの声とは違う。


地域によって、男のトラツグミの声が違うのではないかと、今晩、気づいた。


夜中鳴いている男のトラツグミは、いつ眠っているのだろうかと思って、いろいろ調べたけれど、分からなかった。知っている方は、教えてください。


より美しく鳴くことができる男トラツグミは、女トラツグミにとって魅力的な男性だろう。


夜の涼しい樹木の風に、近くで独唱している男のトラツグミの唄がますますさえて、やっと、熱波で疲れた心身が、安らいでゆく。