きょう、4月23日の朝日新聞に、坂本龍一さんの遺言のような思いと響き合うことばが掲載されている。論説委員の吉田純子さんのことばだ。
東京芸術大学に進学した坂本さんは、クラシックの権威的な空気に嫌気がさし、小泉文夫さんによる民族音楽の講義に通っていたという。
坂本さんが亡くなる前に小池東京都知事に送った手紙は、神宮外苑再開発に反対し、今、まさに伐られようとしている700本にもおよぶ樹木にこころを寄せている。
坂本さんの思いにこたえようと、4月22日の「地球の日」には、坂本さんに賛同する人たちが何千人も、神宮外苑につどった。
吉田さんは言う。
「真の大衆性を持つということは、世界の本質を直感でつかみ、人々の無意識を目覚めさせ、共感で束ねる力を携えるということだ。
あらゆる境界線を越え、万人の心とつながる無二の術を持つ人が、苦しみのどん底にいる人たちのことを思わずにいられなくなるのは、ごく自然なことなのではないだろうか」と。
これは、春馬さんの魂と響き合う人々にも伝わることばではないだろうか。
私たちは、原生自然を源とする、ひとつのいのちなのだから。