この事件当時、小学5年生だった長男の方の、現在の動画を拝見した。
事件当日は団地のお祭りで、カレーは、団地の女性たちが午前中に作り、食べ物だから交代で管理して、お昼に出した。
長男の方は、林さんと当時中学生の次女が、2人でカレーの番をしていたと話す。
中学生の次女は、自分が味見したことも警察に話している。けれど、この子どもたちの証言は、警察に採用されなかった。
おとなになってから長男さんは、林さんの裁判資料を読んだ。
この殺人が「動機不解明」で死刑になっていることが、納得できなかった。
動機がわからないままで、人が死刑にされていいのかと。
林さんは、いっかんして、無罪を主張し続けてきた。
専門家による『鑑定不正』という本も、出ている。林さんがカレーに入れたという毒物についての鑑定結果が、検察によりねつ造されているということがわかったのだ。
あまりにも恐ろしい日本社会だ。
林さんには、自分の無実を信じるかぞくと、再審請求を支える(請求中の死刑もあるという、日本の人権意識のない司法)弁護士がいても、20年以上も、牢獄に入れられたままだ。
かぞくの応援も、まともな弁護もしない国選弁護人などだったら、どうなっていたことだろう。
冤罪の被害に合う可能性は、誰にでもある。
林さんの再審が始まり、無罪で解放される日が来ることを、願っている。
動画で話してくれている長男さんは、林さんが逮捕された小学5年生から、児童保護施設に入ることになり、かぞくかバラバラになっている。
この間、ごきょうだいが、自分の子どもたちを道連れにして、自殺している。
なぜ、子どもたちが、このような人生を歩まねばならなかったのか。
日本の司法は、変わらなければならない。