イジメ問題、相談に取り組む空手の先生!
武術教育研究家の小池です。
子育てについて、一昔前の世代に相談すると言葉が帰ってきます。
「私達の時代は…」
「今の若い人達は…」
この国の舵取りをしている政治家の中にも、こんな考えの人が多いこともしばしば。
だから、中々、子育てに関する行政が変わらない。
経済成長期以前の日本は物資も少なかったことは分かります。
しかし、その当時の苦労と、現代の苦労とは少々違います。
…少し愚痴のような話になってしまいました(笑)
でも、今日の本題とは繋がることなので、ご容赦ください。
武術教育ということで、江戸時代の子供教育について研究をすることがあります。
そこで気付いたことが、現代と江戸時代の違い。
それは雛型の有無です。
特に武士の家庭では、子供の人格形成について悩まないように工夫がされていました。
それは幕府や藩が制定した「武士とは」という人格の雛型。
「武士たる者、卑怯な振舞いをするべからず」という考え方は、百数十年経った今でも「武士=正々堂々」というイメージが残っているくらいです。
それくらい「武士=●●」という人格の雛型の印象は強いものです。
反面、現代では「●●たる者…」という雛型はありません。
どう生きるかという職業選択は子供の自由です。
しかも、男たる者、女たる者、という考え方すらも批判を浴びる時代です。
雛型の存在しない時代。
だからこそ、もうすでに職業として存在しない”武士”という生き方に注目してみてはいかがでしょうか?
武士の末裔でなくても、「武術を学ぶ者=武人」としての人格の雛型を武禅館では用意しています。
武人として相応しい態度をとろうと子供達が切磋琢磨していく環境があります。
これが、私の武術教育の根幹です。
ここから、イジメない子、イジメられない子に育ちます。
親も子供もイジメに心を奪われることなく、志に全うできる。
これが日本の子育てのあるべき形です。
武術教育研究家、小池