こちらは、雪でグランディング -「犬神家」の続きです。



明けて元日。



お正月といえど、祖母がいた時とは違い、年々簡略化される我が家のお正月。
昔のように特別に何をするという訳ではなくなってきている昨今。



正直、実家では食事の支度以外、そんなにすることがありません。
お正月は実家に連泊するので、親といる時間が長くなってしまい、
母と相性があまりよくない私は、ケンカになってしまいます。



世間体、人の目を常に気にする母。
自分よりも、まず、人様にどう見られているか、派手なことはせず、目立たず、人と同じように無難に済ませるのが心情。
小さい時は、よく、みんなとおんなじものを選びなさいと言われました。



私は、人と同じなのは絶対嫌。
人とかぶってしまったら、顔面蒼白。もうそのアイテムは身につけない。
ちょっとは人目も気になるけど、基本自由で個性的で、自分自身と一致してありたいと思っています。



そんな母は、もったいない、何かの為にと、割り箸でも食品のケースでも牛乳パックでも、ビニール袋でも、ティッシュでも、ケーキについている紙ナプキンに到るまで、なんでもかんでも溜め込んでいて、うんざりしてしまいます。
収集癖でしょうか。



いつか使う、何かあった時の為にと備蓄している雑貨も、
部屋のあちこち、階段の各段の片隅に、戸棚の中にびっしりと
何十年も前からしまい込んで、風化してしまっています。
本人が忘れてしまっているものも、たくさんありました。



2階にある一部屋は、100円ショップかと思うほど、
チープな雑貨で溢れています。
それも、同じようなものがたくさん!



これは雑貨だけでなく、食品もそうです。
冷蔵庫の各扉、冷凍庫に所狭しと、食品もぎゅうぎゅう詰めになっていて、
扉が閉まらないくらいになっています。
冷凍焼けして、化石になっている食品もありました。



小麦粉とか粉類も、使いかけで放置しているものがたくさんあって、
虫がついたり、賞味期限切れものがたくさん。



東京から妹が来た時には、二人で深夜までかかり、
冷蔵庫の掃除、整理整頓や分類をし、いらないものを処分したりしました。
大きなゴミ袋がいくつも満杯になりました。



勿体無い、いつか使う、何かの為に、
人が来た時にすぐに用意できないと近所の人に何を言われるか分からない、、、
と、どれだけ不足感と不安とネガティブでいっぱいなんだと思いました。
もう、そんな近所の方々はみんなこの世から去ってしまっているのに・・・・




それを見て、単刀直入に歯に衣を着せぬ私の言葉は、
母を怒らせます。
母のプライドや自尊心を傷つけてしまっているのでしょう。




でも、誰もそれに気づいていても、意見しないというのはおかしいよな、そう思いました。親子ですから、手加減しません。
ズバズバ言います。




母は、すぐ保身の言い訳をし、自分の現状に目を向けず、認めないので、
ストレートな私は、鋭く切れ込みを入れてしまうので事態は悪化します。(笑)




父に言うと、父も母に言ったところで、ヒステリックになり、
何日も気分を害してしまうので、何も言わない方が平和に過ごせるので
もう言わないことにしているそうです。




両親二人で自営業をしているので、それが得策なのかもしれません。




しかし、私はそう言うのを見過ごすことができない性分なので、
(自分で居心地がすごく悪くなる)、
前の配偶者には、どんどん意見をぶつけ、殺されそうになったりしました。
(あ、ドン引きの気配・・・・ˉ̞̭(>ω・)ゞ˄̻ ̊




母も、若い頃この田舎に嫁いで来た時は、色々苦労をしたそうです。
田舎の言葉がわからず、訛っているので、何を言っているのか理解するのに大変だったそうです。
また、近所の人々・親戚・家同士の親子関係・地域のことなど、若い母には全てが慣れないことばかりで、しばらくは泣いて暮らしたとのことでした。
また、貧しい時代が長かったみたいなので、少しの蓄えができたら、近所の金物屋でこれを買い、あれを買い、と一つづつ生活用品を揃えていったのだそうです。



その話を妹は夜鍋で聞かされて、一緒に涙したそうです。
妹は共感力があるので、母の苦労話の絶好の話し相手でした。



夜中の2時までかかって、赤飯の小豆を仕込んでいたんだって。
朝早く起きて、家のあちこち片付けしてたんだって。
と妹が、母の苦労話をして泣いています。



しかし私はそれを、ふーんと聞き流します。
冷たいようですが、なぜか共感できません。
自己憐憫にあふれかえっているから、うんざりしちゃいます。
私には、話甲斐がないそうです。(笑)




と言うことで、書くつもりもなかったことが、
今、つらつらと出て来たので、昇華されたかったんでしょうね。
この出来事も。
はい、おめでとうございます。




でも、母がこの地を去るまでの間、
この見えちゃっているところを、
わずかでも癒やし、少しでも軽くしておかえしすることが
私が母に奉仕できることなのかなぁと、漠然と思ったりもします。




長々とお読みいただいた方、
少々ブラックな内容でごめんなさい。




で、なかなか、「雪でグランディング」の本題に入れません(>д<;)
なぜ、雪でグランディングに至ったか、それは、上記の理由で
母と一緒にいたくなかったからなのですが、
前置きとして、さらっと書こうと思ったら、
出てくる、出てくる。(笑)
長くなったので、次の機会に譲ります。
今回初めての写真なし!



次回は「雪でグランディング」シリーズ
「掘ること4時間」(*^^*)
どっぷりと雪に浸かるお話です。



よろしかったら、またおつきあいくださいませ。
m(o・ω・o)m