夏の名残のバラ | AKO STORIES

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新しい世界の扉を開けました。また、遊びにいらしてくださいね♡

こんばんは。

AKO ART PLUS主宰阿川 千晶です。


以前【朝の1枚】でもご紹介したアンリ・ル・シダネル の描いた美しい村、

「ジェルブロワ」バラの季節に行きたいと、かねてから思っていましたが

前回のフランス旅でその夢が叶いました。



パリからジェルブロワの街に車で辿り着いたのは夕暮れ時、

なんとかぎりぎりでル・シダネルの庭園見学に間にあいました。

ガイドブックにはこのシーズンは混み合うとあったのに
観光客は私たち含めて数名のみ、運がよかったのです。


≪青いテーブル、ジェルブロワ≫1923 オランダ、シンガー美術館所蔵  Photo © Singer Laren/ Tom Haartsen, Amsterdam


身近でありふれた光景を静かに描き続けた画家。
一目見てル・シダネルの作品とわかってしまうのは

その明るい透明感のある点々のタッチによるものでしょうか。

画家の描いた世界がすぐそこ!ドキドキしながら門をくぐります。


庭園から見下ろすジェルブロワの村の全景、ほんとうに小さな村です。

入り口がわからなくて道を聞いた時に、丁寧に教えてくれたマダムのしわくちゃな
笑顔が忘れられません。






「この村をバラで飾ろう」という画家の言葉に村人たちの協力も得て、

バラで彩られる村があるだなんて今思い出しても夢のようなストーリーです。


ガイドがいなくとも絵の描いてある看板が私達を誘導してくれます。


目でみる世界は絵とはそっくりではないけれど、その土地をぶらり歩いていると

画家がこの場所に根付いて制作を続けていた「熱意」が伝わってくるような気がしました。

アンリ・ル・シダネル《離れ屋》1927 広島美術館所蔵 sorce:wikimedia


花は少し見頃が終わっているところもあり、

そんな庭園をみていたら「夏の名残のバラ」 という歌を思い出しました。

いまはもうバラのシーズンではないけれど、

夕暮れ時にみたくなるシダネルの絵画です。



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AKO ART PLUS主宰

阿川 千晶