素人的鉄Blog -268ページ目
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ありがとう「おもいで号」!

自分は下手な写真しかなく、文章力もないのでブログを持つのは有り得ないと思っていた。

でも、どうしてもこのネタだけはと考え、最初で最後になるかもしれない1ページを書きたいと思います。


私が鉄を始めたのは、一昨年宮城DCプレイベントで走ったSLを見てから。

それは水田地帯を大きな汽笛を鳴らしながら煙を出して力強く走るD51でした。

自分の中でこれほどまでに感激したことは生まれて初めてかも!? なんて感じたものです。


そんな軽はずみで始まった鉄活動。

鉄といえば撮影だ!ってことで、自分がお世話になった身近な車両を撮ろうと考えた。

それが455、ED75、583だった。

ところが、そんな国鉄型と呼ばれる車両は、今や時代遅れ。

全国でそのほとんどは廃車となっている事実を知って、これは絶対残さねば!とバカな考えを持ってしまった。


鉄情報をネットで調べ始めたある日、ある方のブログを拝見し75ってこう撮るとかっちょいい~と感激。

しかも追っ掛けまでされてるなんて、スゴイ!

そんなことから、まずは75撮影を始めたのでした。


が、その方のブログからリンクした仙ココを中心に活動されているKさんのブログに辿り着き

今度は気動車も撮るようになったのです。

しかも元急行型の車両。

これは撮らないと!

当初は近場で撮影を済ませ、満足していました。

でもKさんの撮影といえば、やはり追っ掛け☆

これに命賭けてると言っても過言では無いのではないでしょうか。

それを見てしまった私は、俺もできる。と確信(笑)

やってしまいました。新庄往復。

そう、この追っ掛けした車両こそが「おもいで号」でした。


前置きが長くなってしまいましたが、撮影から始まった「おもいで号」。

ある日彼女が一言・・・「この黄色いのに乗りたい!」と。

なにを~!? 俺は乗る気は無いぞ!

でも私はちょっと考えた。もしや乗り鉄の気有り???と・・・

まぁ考えてる時間はほとんどなく。すぐに下心丸出し(笑)

ソッコーでチケットゲットです(笑)


でもそれが私にとってもうひとつの変化点でした。

今まで沿線で一瞬を写真に収めていた車両に乗ったことによって

国鉄型気動車の不思議な魅力にハマったのです。

E721のような快適な乗り心地には程遠い振動と騒音。

それに登坂区間での鈍足ぶり。

現在の車両に比べると明らかに見劣りする車両ではあります。

しかし、そこに魅力があるんですよね。国鉄型って。

騒音でかき消されてしまいますが、会話は不要です。

エンジンの音に耳を傾けることも旅の良いところ。

そんな時間を過ごせる車両はそうありませんよね。

完全にハマりました。(ちなみに彼女もおもいで号限定乗り鉄)


その後、Kさんと直接お会いすることができ、ご一緒させていただいて沿線追っ掛けも実行できました。

仙ココの現状や「おもいで号」に関するお話をいろいろと教えていただき、非常に勉強になりました。

なにより、「おもいで号」が走るのにどれだけの方々の思いや苦労があったのかということがよく伝わってきたのです。

この話を聞かなかったら、今でも普通の葬式鉄に過ぎなかったかもしれませんが

人間というのは、そういう実情が分かると妙に力が入るというか、本気になるもので。

陸羽東線、気仙沼線の追っ掛け、おもいで湯けむり号や仙山もみじ号、ページェント号の乗車は昨日のように思い出されます。


その後も小牛田にはちょくちょく顔を出し、「おもいで号」を撮影してきましたが

昨年12月23日についに最終日を迎えてしまいました。

Kさんを通じてお知り合いになりました方々と最後の走りを堪能したい。

そして、今までたくさんのおもいでをくれた「おもいで号」に感謝したいと「惜別58号」に乗車しました。

初めは力強い走りに皆さんご満悦でしたが、帰りの鹿島台付近からは車内も重苦しい雰囲気。

外は涙雨となり、車掌さんの非常に心こもったアナウンスもあり、涙が・・・

別れを惜しむ気持ちでいっぱいでした(泣)


この車両は小牛田だけで活躍したわけではありません。

長野、山形などで走りまくって最後の場となる小牛田にきました。

最後に小牛田に来た。これは運命ですよね?!

私は現役時代に乗車したり撮影したことはありません。

でも、なぜか人事ではありません。

今でもどうしてか分からないのですが、いつも小牛田に鎮座している姿を見てきただけに無くなるのは辛い。

これからもずっと残して欲しい。そんな気持ちばかりです。


私の鉄活動の半分以上は「おもいで号」関連です。

あまりに大きい思いでです。

これからも活躍して欲しい。

でも先日の車掌さんのアナウンスですと、新年早々にも回送とのこと。

残して欲しい・・・叶わない夢なのかもしれません。

本当に長い間ご苦労様でした。

たくさんの思い出をありがとう!




しかしながら奇跡を信じたいです☆




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