4つ前のスピッツ♀ポルカの記事のアクセスがまだまだ増えているのは、マコリンさんの
こちらの記事の中で紹介していただいているからのようです。
マコリンさんの記事にたくさんのリブログと「いいね」が送られて、真実が少しでも伝わっていれば嬉しいです。
そもそも日本は、こと動物福祉に関しては立ち遅れているために、今はまず、『殺処分ゼロ』という言葉だけに目が行きます。
私も長いこと、センター引き取りに焦点を当てたレスキューと、せいぜい数回のブリーダー崩壊現場のレスキューだけしかやって来なかったために、2年前までは繁殖屋のリタイア犬を引き取るレスキューについては「ブリーダーの思うざまでは?」と否定的な目で見ていました。
でも、それは自分が動いて何とかしようという行動がない上の、机上の理論でしかありませんでした。
写真は腫瘍を抱えた子宮を無事に取り出したスピッツ♀ポルカ。病理の結果の報告を待っています。 何ともありませんように。(写真はケロさんのブログより拝借)
どうして気づいてあげられなかったのか。
「生き地獄の中にいる子」が最も厳しい立ち位置であると思っていたのに。
居場所が『繁殖屋』であって、『センター』ではないということで、私がタブー視していたのは、否めなかったと思います。
繁殖屋にいる「生き地獄」の子達に、親身になって考えてあげられなかったからと思います。
センター引き取り犬だって、ずっとずっと前から
「この子はブリーダーから遺棄された子では?この子は家庭犬だったのだろう」と無意識に
白黒振り分けている自分たちがいたのです。今でもそうです。
確かに、繁殖屋と共存して若いうちに犬をリタイアさせて引き取ったり、お金を払って引き取ったりするところがあるそうですが、私は知る由もありません。
日本が目指すのは「殺処分ゼロ」ですが、それには皆が、命をかけがえのないものと思い、適正飼育をしなければいけません。
勿論そこには、今いる命をこれ以上無駄に繁殖させないための、避妊去勢の徹底や法律の改正など語られていることがあります。
なのに、「適正飼育」に逆行している繁殖ビジネス。
そこで命をもののように扱って、目の前で苦しんでいる子の痛みのカケラも感じてあげられ
ない繁殖屋の存在を、許しておけないのです。
本気で「脱・繁殖屋」を目指して暗中模索している人の存在を知ってほしいのです。
私たちは、縮小させたい、倒産させたい繁殖屋を見つけたときにまずは協力的な姿勢を見せて、犬の引き取りから始めます。それはまるで繁殖屋の言いなりになっているかのように外部からは見えるでしょう。
そして彼らと少しずつ話をしていき、行政にも慎重に話を持っていきます。怒らせたら2度と交渉ができなくなるから本当に慎重で、長い時間がかかります。
ダイレクトに潰せるわけじゃない。
たとえ潰しにかかるときでも、一度にたくさんの繁殖屋の子を引き受ける準備も必要なのです。
何よりも、今の日本の行政を動かすことは、マニュアルもなく、試行錯誤の私たちに難しいのです。
でも何とかしようと努力して動いている人たちはいます。
そしてアイドッグ・レスキュー隊では、単に「可哀想だから」ではなく、本気で潰したいと考えている繁殖屋に出会いました。
先日のスピッツ♀ポルカをあんな目にあわせた繁殖屋、6畳の部屋で100頭前後の犬を
詰め込んで繁殖させているやつ。
中に入った人によると、身動きできないケージの中にいるトイプードルがいたそうです。
マコリンさんが今、現地の保健所に調べていただけるよう話してくださいました。慎重に動く
よう伝えています。
この繁殖屋をこのままにしておけないと思って、今動き始めました。
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