【心理学】虚記憶の実験 | 新MUのブログ

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2014年11月末をもって閉鎖した【MU(ムー)のブログ】の管理人です。
その節はお世話になりました。以前は時事問題を主に取り上げ
ましたが、各種事情により少しセーブします~♪

 

皆さん、こんにちは。9月の心理学講座です。

 

最近の政治家の中には、お若いにも関わらず記憶力が低下されている方が多いようですね。日本は大丈夫でしょうか~爆  笑

 

下のイラストに描かれている15個の単語は、実験心理学のある研究で使われるものです。試しに、これらの単語を30秒だけ覚えてみてください

 

次に、これらの単語やイラストは見ずに、覚えた単語を別紙にできるだけ多く書き出してみましょう。全てを書き出せなくてもかまいませんから、1分ほどかけて書き出したら、次に進んでください。

 

 

◆大半の人の記憶が誤る

 

覚えた15個の単語の中に【夢】はあったでしょうか?

 

では、【光】や【希望】はどうでしょうか?

 

実は【夢】や【光】はありましたが、【希望】は含まれていませんでした。しかし、「あったはずだ」と感じた人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

実際の実験では、「希望」を見た単語として思い出す人は75%に上ります。また、「希望」があったかどうかを尋ねられると、さらに多くの人が「あった」と答えてしまうことも示されています。

 

なお、このページの方法は簡易的なもので、実際には単語は一語づつ、決まった時間だけ提示されるなど厳密に行われます。

 

この単語リストを作成した早稲田大学の川崎弥生博士によれば、多くの人の記憶が誤りを起こす理由は、15個の単語が【希望】と連想関係にあり、覚えるときに【希望】を思い浮かべるからです。

 

「希望の花言葉を持つ植物」より拝借

 

人間が一般に短期的に覚えられる単語は7個前後であり、15個すべてを思い出せないため、リストの単語を覚える時に思い浮かべた【希望】を見たものとして間違って思い出しやすくなるといいます。

 

この実験だけでも、記憶がいかに曖昧で誤りやすいものか、実感できるのではないでしょうか。(転載終了)

 

(参考書籍)ゼロからわかる心理学(別冊ニュートン)

 

希望(昭和45年 岸洋子)