【心理学】記憶には様々な種類がある | 新MUのブログ

新MUのブログ

2014年11月末をもって閉鎖した【MU(ムー)のブログ】の管理人です。
その節はお世話になりました。以前は時事問題を主に取り上げ
ましたが、各種事情により少しセーブします~♪

 

皆さん、おはようございます。7月の「心理学講座」です。

 

たった今、あなたは朝食を食べ終えたところだとします。さて、この場合、朝食のメニューを思い出せるでしょうか?さっきまで食べていた朝食のメニューを忘れる人は少ないでしょう。

 

 

では今度は、1ヶ月前の朝食のメニューを思い出してください。おそらく多くの人は思い出せないはずです。

 

同じ朝食の記憶なのに、さっきのものは覚えており、1ヶ月前のものは忘れているのです。当たり前のようにも思えますが、実に不思議なことです。

 

「脳の仕組みや働きを考える」より

 

さらに不思議なことがあります。1ヶ月前の朝食のメニューさえ思い出せない脳が、大昔のことをちゃんと覚えている点です。

 

例えば、小学生の頃に行った遠足の思い出など、場合によっては何十年も覚えているでしょう。

 

◆記憶は保持される時間によって分類される

 

「脳科学からの根拠と勉強法」より

 

一口に記憶といっても、実は様々な分類があります。

 

記憶の保持時間に注目した場合、おおむね数時間程度で忘れてしまう記憶は【短期記憶】、それ以上覚えている記憶は【長期記憶】とされます。

 

さきほどの例でいえば、朝食のメニューは短期記憶、遠足の思い出は長期記憶です。ただし分類は研究者によって異なる場合もあります。(中略)

 

ところで、朝食のメニューは必ず短期記憶として忘れ去られる運命にあるのかといえば、そうでもありません。

 

たとえば、1か月前の朝食の際、たまたま味噌汁をひっくり返してしまったとします。この場合、1ヶ月たった現在でも、味噌汁をひっくり返したことはもちろん、朝食のメニューまで覚えている可能性は十分考えられます。

 

つまり、印象的な記憶は、短期記憶から長期記憶へと変化するらしいのです。

 

◆出来事の記憶、知識としての記憶、体の動かし方の記憶では、記憶の仕組みが異なる

 

「みんなの介護」より

 

記憶する内容による分類もあります。朝食の内容による分類もあります。朝食のメニューや遠足の思い出は、いつ、どこで、といった個人の経験に基づいた出来事の記憶です。

 

このような記憶は【エピソード記憶】と呼ばれます。

 

 

また、いわゆる知識も記憶の一種です。

 

例えば、地球は丸いかと問われれば、私たちは即座にイエスと答えます。しかし、実際に宇宙船に乗って地球の形を見た経験があるのは、一握りの宇宙飛行士だけです。

 

私たちの地球が丸いという知識は、きっと本や映像を見たり、人から話を聞くなどして記憶されたのでしょう。そして今ではこの記憶をいつ、どこで覚えたのかさえわからなくなっています。

 

このような記憶は【意味記憶】と分類されます。

 

一方、自転車の乗り方など、体の動かし方の記憶もあります。ほとんどの人は練習することによってはじめて自転車の乗り方を覚えますが、数年ぶりに自転車に乗っても脳は乗り方を覚えています。

 

このような記憶は【手続き記憶】とよばれています。

 

 

さらにもう一つ、【プライミング】と呼ばれる記憶があります。これについて説明するには、まず以下の文章を読んでもらうのが良いでしょう。

 

ブラックホールとは、光さえも脱出できないほど重力の強い天体である。星がその一生の最期に超新星爆発を起こし、その後にブラックホールになると考えられている。元々ブラックホールは理論上の産物に過ぎないと考えられていた。しかし研究が進んだ現在、ブラックホームは現実に存在すると信じる研修者が多い。」

 

実は文章の最後の部分は、ブラックホームとなっています。気づかないままブラックホールと読んでしまった人もいるでしょう。

 

これはブラックホールという言葉の繰り返しを無意識のうちに脳が記憶していて、ブラックホームをブラックホールだと思い込んだのです。この思い込みがプライミングです。

 

他にも、記憶を思い出すときに意識にのぼるかどうかで分ける【顕在意識】【潜在意識】、言葉で表現できるかどうかで分ける【陳述記憶】【非陳述記憶】などの分類があります。(転載終了)

 

(参考書籍)ゼロからわかる心理学(別冊ニュートン)

 

※今朝、地震に関する夢とサインが出ましたので、夜の記事でご紹介します。地震の夢は殆どみないのですが、今回のは【正夢】だと言われました。それでは~注意

 

【心理】記憶とは何かを様々な専門用語から解説