高額紙幣の無効化で混乱=銀行に長蛇の列―首相「50日だけ我慢を」・インド(時事通信)
インド政府が先週、脱税対策などのため、高額紙幣の無効化を突然発表したことで、市民生活に混乱が広がっている。
銀行の前には、新札との交換の順番を待つ人が連日、長蛇の列を作り、資産を失うと勘違いした農家の女性が自殺する事態にも発展した。中国をしのぐ経済成長率を誇るインドの混迷は、しばらく続きそうだ。
「50日だけ我慢してほしい。その後は全国民が望んでいた(汚職や不正蓄財のない)国を造ることができる」。モディ首相は13日、こう訴え、国民に理解を求めた。
激震が走ったのは8日夜、モディ首相による緊急テレビ演説だった。首相は約4時間後の9日午前0時から最も高額な1000ルピー(約1580円)と500ルピーの紙幣が「法定通貨ではなくなる」と宣言した。
12月末までは旧紙幣を銀行に預け入れることができる。新たに発行された500ルピーと2000ルピーの紙幣は週2万4000ルピーを上限に引き出せる。
現金決済が主流のインドでは、闇資金の規模が国内総生産の最大3割に上るとされ、政治家や資産家が課税逃れのために現金をため込む不正蓄財が横行している。
モハン・グルスワミ元財務省顧問は「高額紙幣の無効化は、闇資金や汚職、偽造紙幣を根絶するという政権の決意を示したものだ」と説明する。半ば強制的に銀行に預金させることで闇資金をあぶり出し、徴税を強化できる。
10日に発行された新紙幣は、まだほとんど出回っておらず、個人消費の冷え込みも大きい。専門家は、今回の措置は長期的には経済効果を生むと歓迎しているが、混乱が年内に収まるかは未知数だ。(転載終了)
銀行の開店と同時に紙幣交換に殺到する群衆
(過去記事) インド首相が突然の発表、高額紙幣を4時間後に無効(10/9)
インドが混乱しています。そりゃあ、そうでしょうね。突然のモディ首相の発表は「高額紙幣を4時間後に無効にする!」というものでした。金融資産を失うと勘違いし自殺した女性も出る始末です。
モディ首相が発表したのは8日夜、翌日には訪日のために機上の人に・・・10日から12日までの来日日程をこなし、日印原子力協定に署名、新幹線関連施設を視察しました。
どうも解せない話です。米大統領選挙の投票日に突然の発表、翌日には訪日のために国を離れ、13日に帰国し「50日間だけ我慢してほしい」とは?
元々この発表がおかしいと感じましたのは、あまりにも急なことだからです。普通は新紙幣の準備が整ってからするものです。4時間後に無効化するというのは何かの差し迫った理由があるからでしょう。また、日本のメディアは紙面では報じているかもしれませんが、TVニュースでは見かけませんね。
日本では事前に、「〇〇年〇月〇〇日から新紙幣に変わります」と発表がありました。新紙幣印刷に時間がかかりますからね~。旧札は今でも有効ですから混乱にはなりません。ただ、市中に出回っていないので使う人がいないだけです。
(参考) 今でも使える旧紙幣18種類まとめ
そして・・・モディ首相が述べた「50日間」は年末までになります。来年の1月20日にはトランプ氏が正式に第46代アメリカ合衆国大統領に就任します。(訂正:45代大統領の間違いでした)
2017年、年が明けた途端に様々な意味で混乱することが予想されます。
「2017年の干支は酉年!どんな年になるの?」より引用
この酉年には以下の5種類があります。
癸酉(みずのととり、きゆう)
乙酉(きのととり、いつゆう)
丁酉(ひのととり、ていゆう)
己酉(つちのととり、きゆう)
辛酉(かのととり、しんゆう)
ちなみに来年(2017年)は丁酉(ひのととり、ていゆう) となります!丁酉の”丁(ひのと)”は、十干の4番目になり、陰陽五行説では火性の「陰」に割り当てられています。
ここから日本では「ひのと」(火の弟)とも言われるようになりました。丁の字は、釘から来ており、「安定する」 という意味があります。丁の「安定する」、酉の「実る」という意味が合わさると、とてもいい年になるようですが、ところがどっこい、<丁(火)と酉(金)は陰陽五行説では相克の関係になります。
相克とは?
1、対立・矛盾する二つのものが互いに相手に勝とうと争うこと。「理性と感情が―する」
2、五行(ごぎょう)説で、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木にそれぞれ剋(か)つとされること。五行相克。
また来年は九星気学でいうと”一白水星”が支配する年になります。一白水星には、
苦労と困難を暗示
猜疑心と疑惑、秘密を象徴する
産みの苦しみの意味を持つ
潜在的な脅威から思考が暗くなりがち
止まる・改良・変化を意味する
などという意味があります。




