番外編・登場人物 ![]()
山下礼司 ・・・・・・ 高校2年生 11月生まれ 16歳
サッカー部 理数系が得意
人間観察がクセ
中村千春 ・・・・・・ 礼司のカノジョ 3月生まれ 16歳
母子家庭 コンビニでバイト
人の痛みがわかる女の子
渡辺亜里沙 ・・・・ 援助交際が発覚したのを
きっかけに礼司や千春に心を開く
気が強いけれど、本当は優しい女の子
葉山恵梨 ・・・・・・ 亜里沙の親友だった傍ら亜里沙を憎む
いじめの中心になる
戸田先生 ・・・・・・ 2年4組 礼司たちのクラスの担任
生徒に対してアバウト
田中翔太 ・・・・・・ 礼司の親友
軽いけれど、自分の身をわきまえられる
意外と真面目な面も・・・。
川上美奈子 ・・・・ 大人しいけれど存在感がある
冷静沈着な美少女
今まで の ストーリー ![]()
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あれから礼司、千春、亜里沙は学校へ戻ったが、
その頃には、もう始業式が終っていて、生徒たちも下校した後だった。
翌日に3人は担任の戸田に呼び出されたが、
学校を抜け出したことや、始業式をすっぽかしたことを
戸田に叱られた程度で済んだ。
始業式の翌日以来から、恵梨が中心になったクラスメート数人からの、
亜里沙へのいじめが始まった。
ターゲットが変わったからなのか、
千春の父親の件はクラスの中では風化してしまったようで、
千春をいじめたり、中傷する者はいなくなっていた。
だから今、クラスの中でいじめられている亜里沙を
礼司や千春はもちろんのこと、翔太や美奈子も、
彼女を支え、励まし、助けていた。
それに最初は亜里沙を嫌って、彼女を敬遠していた礼司と千春の
仲良しグループの面々たちも一緒になって
礼司たちが亜里沙をいじめから守ることに対して、徐々に協力していった。
それは亜里沙が、以前の亜里沙とは見違えるくらいに変わっていき、
本来、亜里沙が持つ ”亜里沙らしさ” を取り戻していったからだった。
「 友達っていいものだね。
アタシには、お金よりも、高価な物よりも、ずっと大切なものになった。
千春のおかげだよ。 」
「 うううん、何言ってるの?
亜里沙が変わったから、他の子も亜里沙の味方をしてくれたんだよ。 」
「 違うよ!
元はと言うと、千春のおかげ!!
アンタって、人の心を動かす力を持ってる・・・だからアタシは・・・。 」
「 そうじゃないってば!
一番は亜里沙が変わろうと努力したからだよ。 」
千春と亜里沙は、いつの間にか言い合っているのに気付き
顔を見合わせて笑った。
「 アタシね。
この前、夜遅くにパパやママと話したよ。
最初は2人共、仕事で疲れているだろうし、迷惑かなって思ったけど
アタシの方から勇気を出して話し掛けたら
2人共、すごく嬉しそうな顔をしてくれたんだ。
パパもママも、今までアタシに嫌われているんじゃないかって
思っていたんだって。
アタシ、今まで2人に遠慮して話し掛けたことがなかったから・・・。
話してみて、誤解も解けたし良かったと思ってるよ。
これからも甘えたい時は甘えて、話したい時は話す。
千春、ありがとう・・・。 」
「 そうなんだ!
良かったね、亜里沙!!
私も嬉しいよ。 」
「 ねぇ・・・千春・・・。
いつまでもアタシの友達でいてね。 」
「 うん、もちろんだよ!
亜里沙は私の友達に決まってるじゃん!!
私、今の亜里沙が大好き! 」
2人は、お互いに見つめ合い、目で確認し合うように笑った。
礼司は翔太と雑談しながら、嬉しそうに笑う千春を見ていて、
改めて千春の持つ力に驚きながらも、
千春のことを、もっと好きになっている自分にも気付かされていた。
ーー亜里沙のいじめも、早くなくなってほしい。
仲間達みんなと腹の底から一緒に笑いたいよな・・・千春。
きっと、そんな日が早く来るような気がするし、そう願いたい。
礼司は心から、そう願い、信じた。
ところが・・・・・・・・・・・・・。
礼司や千春が、予期しないことが起こってしまった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
亜里沙 は 自分 が 変わること に よって
礼司 や 千春 だけでなく
自分 に 味方 を してくれる 仲間 が 増えていったようです。
現在 いじめ に 遭っているものの
友達 という もの の 有難さ や 大切さ や 楽しさ を
身体一杯 に 感じられた 亜里沙 は 今 が 幸せ なのでしょうね。
次回 は そんな 亜里沙 に 思わぬ 出来事 が ・・・・・ ![]()
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今日 も ご愛読 ありがとう ございました m(_ _ )m
なんちゃって作家 Yu