番外編・登場人物 ![]()
山下礼司 ・・・・・・ 名門F高校の2年生
純粋な故に千春への自分の気持ちに悩む
中村千春 ・・・・・・ 礼司が自分を嫌っているのでは
と悩む
基本明るく元気な女の子だが根は繊細
山下レン ・・・・・・ 礼司の父親
礼司に嫌われているけれど
礼司のことを大切に思っている
山下ミオ ・・・・・・ 礼司の母親
ほぼ良妻賢母的
今まで の ストーリー ![]()
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気持ち良く晴れた、金曜日。
礼司たち、F高校2年生の遠足の日。
礼司は、いつもの登校の時間よりも、ずっと早く家を出なければならなく、
朝食は毎朝、早めに出勤する、父親のレンと一緒だった。
目の前で、黙々と朝食を食べている礼司に
レンは、ためらいながらも声を掛けた
「 礼司。
今日はお台場まで行くんだよな? 」
礼司が黙っていると、更にレンは
「 千春ちゃんとも、今日は一緒なのか?
あれから変わらずに仲良くしているんだろう? 」
笑顔のレンの問い掛けに、苛立ちをあらわにした礼司は
突然、テーブルを両手で思いっきり叩き
「 アンタ、いやらしいんだよ!!
オレとアイツが、どんな関係なのか、想像してんだろう?
アンタが想像しているような、いやらしい関係なんかじゃねぇよ! 」
「 礼司・・・。 」
いきなりの礼司の反発に、レンはショックを隠せなかった。
「 礼司、どうしたの?
お父さんに向かって、なんて口の聞き方をするの! 」
カウンターキッチン内にいたミオも、
礼司の態度に只事ならないものを感じていた。
「 ごめんなさい。
言い過ぎたよ・・・。 」
我に返った礼司は素直にレンに謝ると、即座に自分の支度を済ませ、
逃げるように黙って家を出た。
礼司の中には、千春のことを好きだという感情と
千春に対する、いやらしい感情が複雑に絡み合っていて
礼司自身、どうにかなってしまうんじゃないかというくらいに、
追い詰められていた。
そのいやらしい感情に対しては、
若い女と関係を持っているであろう?
父親のレンの血を自分は受け継いでいると思えてならなく、
礼司は一層にレンに対しての嫌悪感を高めていた。
「 レン・・・。
大丈夫?
あんな礼司、初めて見た。 」
心配そうに聞くミオに
「 あぁ・・・・・。
礼司が、あんな強い口調で反発してきたのは、
オレにも、結構、堪えたよ。
礼司の中にオレへの、憎しみに似たものを感じた。
礼司はオレに対して何かあるんだろうな? 」
「 どうして?
レンは、礼司に憎まれるようなことをしているっていうの? 」
「 たぶん、そうなのかもしれないな。
きっと直接、聞いても、礼司は答えてはくれないだろうけど・・・。 」
レンは大きく落胆していた。
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礼司 は 千春 への 気持ち が 本物なのか![]()
とても 悩んでいるよう です。
それは 礼司 という 男の子 が
純な 男の子 だから なのでしょうね。
父親 の レン に 強い 口調 での 反発 は ショッキング でした が
礼司 には どこに 思い を ぶつけたらいいのか
わからなかったのでしょう。
次回 は お台場 へ 電車 で 向かう 千春 と 美奈子 の
会話 を 中心 に 書いています。
明るく 元気な 千春 の 本来 の 顔 が 見え隠れしそう です。
今日 も ご愛読 ありがとう ございました m(_ _ )m
なんちゃって作家 Yu