お花。 番外編・登場人物 お花。


花 山下レン ・・・・・・ 礼司 や 美生 の 父親

               個人 の 設計事務所 を 設立 している


花 山下礼司 ・・・・・・ 高校 2年生 サッカー部

               多感な 時期


花 山下ミオ ・・・・・・ 礼司 や 美生 の 母親

               夫 レン を 支えている


花 山下美生 ・・・・・・ 礼司 の 妹

               中学 2年生 



お花。 今まで の ストーリー お花。


「 1 」  「 2 」  「 3 」  「 4 」  「 5 」  「 6 」



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ミオの携帯の着信音が鳴り、ミオ自身が携帯に出た。

「 もしもし!!

  あっ!お疲れ様!!

  今、事務所を出たのね?

  うん、夕飯の支度も出来たとこだから大丈夫だよ。

  久々に家族4人で食べられるのね。

  寄り道しないでよ!

  じゃあ、待っているね!! 」

嬉しそうな顔をして、携帯を切るミオに

「 パパ、今日は早く帰って来るんだね? 」 

どちらかというとお父さんっ子な美生も嬉しそうな顔をした。

「 お父さんったらね!

  普段、遅い時間に帰ってきて、夕飯を食べている時に

  この頃、美生の作った料理も、お母さんに負けないくらいに

  美味しくなったね・・・なぁんて言うんだよ! 」

「 わぁー!!

  そうなんだぁ。

  でも、それってママの教え方がいいからって言いたいんでしょ? 」

父親が自分を褒めてくれていることを知って照れながらも、

自分の母親を立てるように冗談で言い返してきた美生に

「 そうそう!

  私の教え方のおかげよ。 」

胸を張って両手を腰にあてたポーズで、おどけながらも

「 美生も言うようになったね!! 」

「 だってママの娘だもん。 」

ミオと美生は2人で顔を見合わせて笑っていた。



それから、間もなくレンが帰宅した。

「 ただいま! 」

「 パパ、おかえり~!!

  パパに会いたかったよ。

  今日もね、夕飯のお手伝いをしたよ。 」

真っ先に美生がレンに抱きついた。

中学生の美生ぐらいの年代なら、もう父親を拒絶する時期ではあるのに

美生は、その年代には珍しく、未だに父親にベッタリしている。

「 おい。美生、動けないよ。 」

そう言いながらも娘に抱きつかれた、レンは満更でもなさそうな顔をしていて

そんな光景に、ミオは少しだけヤキモチを焼いた。

「 礼司は? 」

レンの問いに、ミオは笑顔を作って

「 礼司は部屋にいるから

  私が呼んでくるね! 」

未だに、ベッタリしている2人を横目に

ミオは礼司の部屋の前に行き、ドアをノックした。

「 礼司! 」 

部屋の中の礼司の返事がなかった。

「 礼司、ドア開けるね。 」

ドアを開けると、礼司は制服のまま、ベッドに横になって眠っていた。

新学期になって、クラス替えなどで、新しい環境になった上、

部活でも先輩と後輩に挟まれた立場になり、疲れているとは思うけれど、

このまま放っておけば、

朝まで眠ってしまいそうな礼司を、心を鬼にしてミオは起こしに掛かった。

「 礼司!起きて!!

  このまま寝ていたら、制服だって、しわくちゃになっちゃうし・・・。

  夕飯の支度が出来たから食べよう! 」

「 うーーーん。

  眠いよ。

  夕飯、今日はパスしていい? 」

「 ダメ!

  今日は珍しく、お父さんも早く帰って来たんだし

  4人で一緒に食べよう!! 」

お父さんという言葉に、敏感に反応した礼司は目を開けた。

そして礼司が明らかに嫌な表情をしたのを

ミオは見逃すことが出来なかった。


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最後 まで 読んで 頂き ありがとう ございました m(_ _ )m



                              なんちゃって作家 Yu