「命が縮みます、職員が疲弊しています…」悲痛な訴え、教職員の厳しい超過勤務の実態明らかに…1日の休憩時間は「平均8分半」半数の教職員が「ゼロ」と回答…超過勤務は「月平均75時間超」長野県教職員組合の調査

 
 
 
小中学校などの教職員の超過勤務は月平均75時間超え。

教職員の働く環境の厳しさが県教職員組合の調査で、改めて浮き彫りになりました。

(県教職員組合・相場瑞樹執行委員長)「現状の時間外労働、命が縮みます。欠員のしわ寄せで職員が疲弊しています」

県教組が紹介した教職員の悲痛な訴え。

明らかにしたのは、厚労省が「過労死ライン」とする80時間に迫る水準が続いている超過勤務の実態です。

調査は県教組が毎年実施しているもので、2026年は県内の小・中学校と特別支援学校の教職員合わせて2439人が回答しました。
 
 
1日の休憩時間は平均わずか8分半ほど…
調査によると1か月あたりの超過勤務は、平均で75時間8分に達するとしています。

これには学校での時間外勤務のほか、持ち帰った仕事、休日の勤務などを合計したものとしています。

超過勤務は4年連続で減っていますが、国の指針の上限である月45時間を大幅に超える状況が続いています。

また実際に取得した1日の休憩時間は平均わずか8分半ほどで、半数を超える(50.6%)教職員が「ゼロ」と回答しました。

(県教職員組合・森田千晶執行委員)「教職員が望んでいるのは人員増、人が増えないと仕事を分けられないので、一人の負担が大きい」

県教組は少子化に伴い教職員の数が減り、1人当たりの担当授業数が増加していることなどを負担が増えている要因にあげています。