今にも泣きそうな顔で娘が駆け込んできた。
去年の11月17日、日曜日の10時半のことだ。
お姉さんが道で猫をずっといじっていて行っちゃった!
駆けつけると我が家とお隣さんの間の冷たいアスファルトの端にシャムミックスの仔がピクピクと痙攣しながら行き倒れていた。
一目見てすぐに私がTNRしている猫屋敷のおばあちゃんちの仔だとわかった。
未だ捕獲できていない仔だ。
日曜日は確か午前中は行きつけの病院がやっているはず‼すぐに段ボール箱にタオルを敷き、車を走らせた。
生憎とても混んでいたが、段ボール箱に入れられ、先生とのやり取りのただならぬ様子に年配のご夫婦が順番を譲って下さった。
詳しい検査をお願いしたところ、重い腎不全で、体温を計るもエラーが出てしまうほどの低体温。
一週間入院して頂きますが、10万ほどかかりますと…。
一瞬目を見開いたが、だからといって見殺しにできるはずもなく、月々少しずつ支払えばなんとかなるや!と腹を据え、先生に託した。
その後、元動物看護師をやってらしたボランティアさん(我が家のクロネコーズの)にその旨を連絡したら、思いがけず寄付を募って頂いた。
お三方から寄付、お手紙が届き、本当に有難かった。
しかしながら、その晩の11時半に先生から息を引き取りました、お力になれず申し訳ありませんと連絡が入った。
明朝、引き取りに行くとまるで寝ているように穏やかな姿があった。
もうやってられないや、、。
こんな姿を見るのはたくさん。
そう思いながらも、改めてTNRの必要性を強く強く感じた。
人間に甘えることも知らず、もちろん名前もなく。
私と娘で最後になっちゃったけれどシャム男と名付けた。
大好きだよ。
一足先に行ったにゃんずと仲良く遊ぶんだよ!
私ももう少しこちらで頑張ってから行くから、ゆっくり待っているんだよ、、と告げた。
シャム男 また会おうね! !
シャム男 また会おうね! !


