(助手💛くん)
お宮の駐車場は
もう一台も停まっていなかった。
長い長い階段は真っ暗で
遠く蛙の鳴き声が聴こえていた。
S「・・・あ。見てごらん」
先生が真上を指差した。
その美しい指の先を追いかけると・・・
K「わぁ♡夏の大三角?」
こんなにも綺麗な星を見るのは久しぶり。
S「七夕の夜に
織姫✨と彦星✨だぞ」
その星々に導かれるようにして
ちょっとでも高く近付きたくて
先生とふたり
古い古い石段を
手を繋いで昇っていった。
お宮の入り口には
七夕🎋のお飾りがあった。
五色の短冊には
人々のお願いが書かれている。
⭐️世界平和・・・🎋
⭐️子ども達がお腹いっぱい
食べられますように・・・🎋
⭐️お爺ちゃんお婆ちゃんが
長生きしますように・・・🎋
尊いお願いごとがいっぱい。
K「先生。
これ、まだ書けるみたいだよ?」
S「書くか」
K「うん!」
それで・・・
僕のは、いいんで
みんなのお願いごとを叶えてください
S「お前のは、いいの?」
K「だって・・・」
先生の達筆を笹に結ぶ。
健康第一✨
S「だって・・・何?」
K「だって、僕のお願いごとは
先生と一緒にいることで
それはもう。叶ってるから・・・///」
S「・・・///」
その時
バサバサバサっと大きな音がして
びっくりして
先生にぎゅっとしがみついた。
