先に蓮ちゃん家♡読んでねー🎃








(蒼和)

 

 

 

秋も深まる10月も下旬のことやった。

 

焼き芋屋のおっちゃんが

 

軽快に「やーきいもぉ🎶」と通り過ぎる。

 

いつもなら喜んで買いに行かはるのに

 

この日のよしえさんは終日ブルーやった。

 

 

 

 

よしえ「・・・はぁ・・・」

 

 

 

 

今日、何回目の溜め息やろか。

 

折角の幸せが逃げていくやん。

 

 

 

蒼和「なんか、ありました?」

 

よしえ「・・・ちょっとね。

 

喧嘩・・・してしもてね・・・」

 

蒼和「お父さんと、ですか?」

 

よしえ「他に誰もおりませんやん」

 

 

 

確かに。

 

箕面のお屋敷は

 

掃除のおばさんの出入りもなくなって

 

お父さんとよしえさんのふたりやった。

 

 

 

蒼和「お父さん、また何を・・・?」

 

よしえ「あの人な。

 

よそに女できたんとちゃうかな?」

 

蒼和「え!まさか」

 

 



それは、ないで。

 

だってお父さんは。

 

よしえさんのこと大好きなんやもん。

 

 

 

 

だけどよしえさんは

 

もう疑ってしもてはった。

 

 

 

 

よしえ「私がいくら言うてもな。

 

お花屋さんに会わせてくれませんねん。

 

なんか、ちょっとおかしいですやろ?」

 

蒼和「お花屋さんですか?」

 

よしえ「お花屋さん知ってるん?」

 

蒼和「ちょっとだけですけど・・・」

 

 


 

よしえさん。

 

会うたことのないお花屋さんに

 

ヤキモチ妬いてはるんやろか・・・

 

 

 

 

お花屋さんは素敵な男性で・・・

 

確かに(蒼)智に似てはるけど・・・

 

 

 

 

あ。

 

もしかしたら

 

 

 

 

お花屋さんのお母さんと・・・?

 

お父さんの、隠し子?

 

 

 

いや。

 

まさか、な。

 

ないない。

 

 

 

 

うーん・・・

 

でも。

 

そっくりやったもんなぁ・・・

 

 

 

 

よしえ「そんな百面相して。

 

やっぱりあの人、おかしいですやろ?」

 

蒼和「いやいや。

 

待ってください。

 

お父さん、あんなによしえさんのこと

 

大好きやのに」

 

 

 

 

これは下手なこと言われへん。

 

(蒼)智に相談せなあかん。

 

余計なこと言わんように気をつけんと。

 

 

 

気をつけていたのに・・・

 

 

 

菊池「子ども食堂の子ども達が

 

なんとハロウィンに招待されました。

 

『夢の街商店街』のお祭り🎃に

 

引率のお手伝いをお願いできませんか?」

 

よしえ「ハロウィン🎃?楽しそうやね。

 

ええよ。な?」

 

蒼和「あ、は、はい。もちろん」

 

 

 

 

えらいこっちゃ。

 

そこのお花屋さん🌷やん。

 

 

 

 

大丈夫やろか・・・

 

 

 

これはすぐに(蒼)智に相談せんと!!!

 

 

 

 

次は18時あおたん家♡