先にside O♡をお読みください⬇️
☆*:.。. o(≧side N≦)o .。.:*☆
(和)
お風呂、お風呂・・・と思って
いろんなサイトを見ていたから
携帯の広告をピっと触ってしまった。
大阪の大きな展示場みたいや。
和「うわぁ・・・お風呂、こんなにある」
智「どれ?・・・あ、ここか・・・」
大ちゃんは知ってるとこみたいで
今から行ってみよかと誘われた。
僕らは急いで支度をして
お風呂や水回りものの展示場へと
行ってみた。
キッチン、浴室、トイレ、庭の水道・・・
いっぱいあるんやな。
僕らふたりは迷わず浴室コーナーへと
進んだ。
ぅわぁ・・・すごい・・・
浴室用パネルは何色もの展開を見せて
高級感のある大理石のものから
乾きやすい素材のものまで
選ぶのが大変なほどに充実している。
触って確かめられるようになっていて
水流も肩湯やほぐし湯など心地良くて
シャワーの水圧も色々選べる。
排水口やフロアにも工夫があって
すごいなぁと思って見ていた。
だけど。
良いものは、当たり前に高い。
お値段を見てびっくりした。
百万円を簡単に超えている。
僕は・・・「夢の新生活」が
あまりにキラキラしていて
思わず指を引っ込めた。
智「これ・・・工賃がほとんどやねん」
すぐ隣から優しい声が僕を包み込んだ。
智「俺。自分で設置できるし
お前も手伝ってくれたら、早いし安い」
え?自分で設置・・・?
智「パネルも浴槽も。
親方に相談したら安いルートあるかも」
和「え・・・ほんまに?
じゃあ古い家屋をリフォームするのも」
智「ありや。大ありや。
面白そうやなぁ!」
和「リフォーム可、という物件を探そう」
僕は。
安い賃貸物件を思い浮かべていた。
昭和の頃の、築50年を過ぎた物件は
とてもお安く貸してもらえる上に
リフォーム可と書いてあったから。
智「自分らで好きな色を選べるぞ」
和「ブルーがええなぁ」
智「ひまわりの絵も描けるぞ」
和「・・・え・・・?」
あの新駅の11本のひまわりが
目の前に浮かんできた。
花言葉は「最愛」だという。
優しい蒼色の雨に濡れるひまわりが
幸せそうに天を仰ぐ・・・
和「・・・わぁ・・・♡」
智「俺、イメージ湧いてきた」
和「ほんまに?」
智「ちょっと紙とペンが欲しいな」
近くのカウンターにあったメモ用紙と
ボールペンを借りて
大ちゃんがささっと描いてくれた。
窓のある浴室の壁に雨に濡れる向日葵。
ちょっと広めの浴槽は
僕らふたりで入っても大丈夫そう。
僕はそのメモを大切に胸に抱いた。
大ちゃんがお風呂にこだわってくれるのも
僕の為やとわかっていたから
余計にそれが嬉しかった。
智「なんや、忙しなってきたなぁ。
指輪も作る約束あるし
新居探しも本腰入れなあかんし」
指輪とか新居とか
まるで結婚みたいや・・・
そう思うと頰が熱くなってしまった///
耳まで熱いやん///
