先にこちらをお読みください⬇️

 



side O〜**

 

 

 

高校を卒業した俺たちは働き始めた。

 

 

 

智「大学、行かなくてよかったのか?」

 

和「本読めば。

 

大抵のことは理解できるんで」

 

智「母ちゃん、怒ってるだろ?」

 

和「いいんだ。

 

自分で決めて自分で選んだ。

 

いつか仲直りできるかもしれないし

 

できないかもしれない。

 

いいんだ。これで・・・」

 

 

 

 

ふたりして。

 

ちっこいアパートに帰っていく。

 

 

 

 

ニノ🐕「ワン!ワン♬」

 

和「こらこら。しーーーーー。

 

うるさくすると、追い出されちゃう」

 

 

 

じいちゃん犬になったニノ🐕を連れて

 

帰ってきたばかりの俺たちは散歩に出た。

 

 

 

・・・あ・・・

 

 

 

公園の、向こう側。

 

和の・・・母ちゃん・・・

 

今日も来てる・・・

 

 

 

 

 

 

智「今日もちょっと長めのコースな」

 

和「えーーーー?寒いし。帰ろうよ」

 

ニノ🐕「ワン♬ワン♬」

 

智「ほら。喜んでっから」

 

 

 

 

俺たちは。

 

東京の夜空の下で

 

ニノ🐕の散歩を堪能した。

 

雲の上には。

 

輝く星空が広がってるの、知ってるよ。

 

 

 

 

・・・和の母ちゃん。

 

見てってよ。

 

思う存分。

 

和の元気な姿。

 

あんたの大事な・・・

 

俺の大事な・・・

 

・・・和の姿。

 

 

 


素直な髪がサラサラと夜風に揺れている。

 

飴色の瞳はキラキラと星のように

 

輝いている。

 

ちょっと高めの声でニノ🐕を呼ぶ。

 


 

和「ニノ🐕」

 

ニノ🐕「ワン♬」

 

 

 

 

俺・・・大事にすっから。

 

ずっと・・・ずっと・・・

 

大事にすっから。

 

 

 

 

 

俺ら・・・人とは違うかもしんない。

 

だけど・・・

 

俺ら、ふたりで幸せになるからさ。

 

 

 

 

和の母ちゃん。


安心してね・・・





ここまで読んでくれた人へ。


ありがとう。

 

夜空を見上げてみてよ。

 


 

俺らみたいな名もない星が

 

ささやかな幸せを

 

祈ってるから・・・

 

 

 

 

 

星空の下のふたり🐕

 

 

 

 

 

 

(終わり)

 

 

 

 

 

 明日エピローグと後書きをお届けいたします。

 

 




11時26分智sideエピローグ和子ん家


18時17分同時に後書きをお届けします。


どうぞ宜しくお願いします。