クマオの仕事が忙しい。
三連休のうち休めたのは
土曜日のみ。
その土曜日は
前日の嵐のようなお天気から一転、
絶好のお出かけ日和になった。
私はちょっと行ってみたいところが
あったのだが、
その日もまたマッサージの予約を
入れたと言う。
仕方ない。
連日の仕事で疲れているもんね。
と、もちろん頭ではわかっているし
そう言ってはみたが、
あまりいい気はしなかった。
クマオなりに気を遣ったのか
「マッサージから帰ったら
洋服見に行こう」と言うので
準備して待っていたが
施術時間の延長をしたのか
約束の時間よりも1時間遅かった。
あまりいい気はしないところに
こうなると
ますます気が沈んでしまった。
「どこのお店(洋服)に行く?」と
聞いてくれたが
もうそんな気はなくなってしまって、
「別にもういいよ」と言って
拗ねているのを丸出しにしてしまった。
クマオはそんな私の態度に
不機嫌になるかと思ったが、
マッサージのことで負い目を感じて
いるのか、
「りこ、怒ってもうてるやん」と
軽く流してくる。
そんなクマオに
「やっぱマッサージに行くと
機嫌ええんやな」とさらに心で
毒づいた。
「じゃあ、
ボクのスーツの採寸に
○○行ってもええか?」と
言うので「ええよ」と。
スーツの採寸は
いつものことだが時間がかかる。
結局スーツ以外のものも
物色するので余計にかかる。
クマオを待っている間に、
お向かいの百貨店で
「九州うまいもの市」だったかを
開催していたので
「そこ見に行ってくる」と言うと
「あとでボクといっしょに行けば
ええやん」とクマオ。
結局後でクマオと手を繋いで
その催事場まで行った。
くまもんの人形焼きのお店が
すぐに目についた。
「あんことおイモとカスタード」
とクマオは私の顔を見ながら買って
くれる。
長時間待たせて申し訳ないという
ことなんだとわかったが、
こんなもんでなだめられる私って
子供じゃあるまいし、とまだ機嫌が
すっきりしない。
会場はかなり混雑していたが
豚肉やら鯖寿司やらを買って帰った。
その鯖寿司がかなりおいしくて
鯖寿司がそれほど得意ではない私でも
全然平気で、
「おいし~」と食べると
「よかったわ~」と
何度も何度も
クマオが優しい顔で言うので、
その瞬間に心のしこりが溶けた。
クマオの優しい顔に弱い私だ。
そんな土曜日の備忘録。
土曜日のピン。
何とかまだ歩くいてくれる。
大人のミニ丈が増えている。
シニア層の方々でもきれいに
穿いておられる。
素敵だなと思う。

