今年の元旦に
「おめでとう」ラインが届いたきり
全く連絡を取り合わなかった友人から
久々にラインがきた。
確か昨年も
元旦の「おめでとう」ラインだけで
過ぎた1年だったような。
実際に彼女と会って話したのが
彼女の記憶によると2021年の7月が
最後だったようで
あっという間に2年半の月日が流れて
いたことになる。
私としては
彼女の長年の不倫相手との恋の顛末を
長々と聞くのがしんどすぎて
徐々に距離を置いていたのだが、
先日届いたその長文のラインには
その恋にまつわる内容は全く書かれて
いなかった。
どうやら彼女には「推し」ができたようで
今やその推し活が楽しくてしかたがない、
毎日が充実していてとても楽しいんだと
ハートマークが連打されていた。
ふ~ん、推しかぁ・・と
私はぼんやりその彼女の顔を
思い浮かべた。
数年前にはよく話していた。
夢中になれるものがほしい。
お互い好きな相手のことを
考え過ぎずにすむような
心から夢中になれるものがあれば・・などと。
あの頃は彼女も私も苦しい恋の思いの
渦中だったんだなと数年前のことを
思い出した。
そして今、
彼女はついにそれを見つけた。
私はと言えば・・
結局クマオ以外に夢中になれるものなど
見つけられずじまいだったし、
見つけようともしなかったのではないかと
自分のことを思った。
トーク画面を開いて、
「私は相変わらず・・」と
返信しようとしてふと手が止まった。
思ってもみなかった
彼女の新しい動きに圧倒されて、
自分はあの頃から
一歩も動いていないように感じて
しまったが、
クマオとの関係性においては
「籍を入れる」などという言葉が
飛び交うようになっているのは
大きな変化かもしれない。
相変わらずと言えば
相変わらずだが、
少しずつ少しずつさらに近しい
関係性になっている。
だけど
結局友人には
「相変わらず」と返信して、
「話したいことが積もっているので
また来年会った時に」と
付け加えるにとどめた。
・・・・・・・・・
パジャマにしては
とてもカッコイイ。
お宿でクマオは浴衣の代わりに
これを着る。
誰にでも似合うフレーム。

