その日は母親とランチに出かけた私。

 

お昼頃、クマオからライン。

「りこちゃん、お弁当ありがとう。おいしそう。今からいただきますね」。

写メつきで送ってくる。

 

しばらくすると、「おいしかったよ。ありがとう。午後からもがんばるね」と、また完食した

写メつきのライン。

 

久々にお弁当作ってよかった。これからもお弁当作ろう。そうすればクマオにも会える。

 

素直にそう思えた。心がほっこりした。仕事から帰ってきたら、ご飯誘ってくれるかな。

 

また淡い期待をする私。私は久々に母親とランチしながら笑って話した。

 

ところが午後1時半ごろだっただろうか。母親とランチを済ませた帰宅途中、信号待ちしている

 

と反対車線にクマオの車。「え?」 私は目を疑った。「午後から仕事じゃなかったの?」。

 

クマオは誰かと電話で話しているのか、笑顔だった。

 

「クマオさん・・・」。確かに仕事は仕事だ。でも半日で終わる仕事だったんだ。

 

じゃあ、「午後からも頑張るね」のあのラインは何だったのか。

 

私はまたもや暗い暗い奈落の底に落ちた。

 

母親が帰るやいなや、私はクマオの車をチェックしに行く。

 

そこにクマオの車はなく、代わりにさっきクマオが乗っていた仕事用の車が留まっていた。

 

また女と会っている。どんだけ?私のお弁当を食べた後に?女を抱くの?

 

どくどく渦巻くどろどろした感情と、絶望感。

 

私に救いはあるのか。クマオと繋がろうとするからこうなるのか。

 

地獄の日々は続く。