私はクマオと8年間、ほぼずっといっしょにいた。
一緒に暮らすことまではしなかったが、週末はもちろんのこと、平日もほぼ毎晩いっしょに
ご飯を食べ、時間が合えば待ち合わせてランチもした。
二人とも洋服が好きで、街歩きが好きで、おいしい食事とお酒を求めて食べ歩く。
おしゃれして、ちょっと贅沢なレストランや懐石料理のお店を予約して行く。そんな日々。
本当に仲良しだった。クマオは私の彼氏でもあり大親友でもあったのだ。
そんなクマオを失うことは、楽しかった日常が一変する。あんなに好きだった洋服だって
もう必要ない。おしゃれだってする意味ない。言うなら、もう生きている意味などないのだ。
もう一度会いたい。もう一度だけデートしたい。私は未練たらたらだった。
そんな願いを、手紙にしたためた。