「なぁ、昨日これくらいの小さなネックレスというか、お守りをこの辺で落としたんだけど、持ってねぇか?」
翌日の学校へ行ったときに、シトウに声をかけられた。
これはいつものことではないし、ましてやありえないことにちかい。
しかし、予想はできていた。
シトウの求めているモノを持っているし、シトウが探していたとすれば、目撃している可能性のあるヒトに聞くのは当然のこと。
「知らないけど?」
私は嘘をついた。
私が拾った証拠はないし、根拠もない。
本来なら素直に返していただろう。しかし、ある疑問が、返すのにためらわされた。
シトウは疑う様子で私を少し考えると、見つけたら届けてくれと言い残して自分の教室へ戻って行った。
「やっぱり、昨日のは、、、」
授業中も昨夜(ゲーム)のことを考えていた。
机の上にはノートと教科書。
手にはシャーペンを持ち、くねくねとノートをとっている偽装は忘れない。
昨日助けてくれたヒト(白炎)の左肩にあったイレズミと、昨日シトウが落としたこのネックレスにある模様は同じモノ。
これを偶然として考えていいものか?
昨日、偶然これを持っていたから私はあちらに行けたのかもしれない。
噂にもあった、「入るのに必要なモノ」が、コレなのかもしれない。
今迄あらゆる方法で調べてみても、何も起きなかったのに、コレを拾ったらその日のうちにことが起きたのだ。
ただ、仮説をたてると、
助けに入ったヒトは、シトウとなるが、肝心なシトウはコレを持っていない。
二つ入るためのアイテムを持っていれば話しは別だが、それは考え難い。
もし、コレがあちらに行くキーでなければ、すぐにシトウに返そうと思うが、もしこれがキーであれば、、、私はコレを盗むのであろうか?
「そういえば、、、」
さっきシトウは、私に『持っていないか』聞いてきた。
拾ったとか見かけたかではなく、まるで持っていることを知っていて聞いてきたかのように思える。
私がシトウを白炎だと疑っていたためにそう思えるのだろうか?
どこか何かのひっかかりを感じたところで授業は終わった。
いつもの長い授業が短く感じた。
考えごとをしていたからだろうか。少なくとも今日は、いつもとは違っている様だ。
シトウはあまり親しいわけではない。
むしろ知らぬ仲。なぜこんなにも接点が生じ、ある程度理解している気になれているのか。
自分でも不思議な感覚だった。
はい。
どうも皆さん、お羽よ〜ございます( ̄▽ ̄)
けっこー誤字があることに気がついて、若干恥ずかしい一羽です🪶
時々辞書を使って漢字を確認したりしたのになぁ( ̄▽ ̄;)
さて、話が異世界から元の世界に戻ってきたとこになりましたね。
行き来するというとこも話しに出てくるということは?(*´艸`)
因みに、ノートの写メの字、、、もちろん間違って書いたままです(笑)
例えば、肝心を『肝腎』と書いてた(笑)
はい!
次回
2-6『調査?』

