月に見惚れて寝ようとしていたことを思い出した私は、再びベッドに入った。

その数分後にソレは現れた。


なんとなくだが部屋の中に違和感を覚え、周りを見回した。

…特に、、、変わったことは、ない?


月明かりでできている影が妙に濃いように思えた。


その色違いの影が気持ち悪く、影のもとである何も入っていない植木鉢をどかしてみた。


「っ!?」


植木鉢から続いていたはずの影は、壁に写っていた影だけは動くこともなく、そこにあった。

カーテンを完全に閉め、月明かりをなくしてもそこにある。

部屋の電気を付けても、何を試してみてもそこにそれは存在していた。

これは何か?

と、考えると一つの可能性が…


「これが、、、そうなの?」


慌てて机の上にある時計を見てみると、時計の針は0時。

カチカチと秒針が音はなるも、同じところで止まっている。

まるで何かでそれ以上動かないようにしているかのように進まない。


これはまぎれもなく『黒い扉』そう感じる。

この先に何かある。

わからないが、わかる。

なんとといえぬ不思議な感覚。


恐怖 興味 不安 希望 未知 など、、、それらを全て同時に感じるかのような。


この先に行けば、何かわからぬ望みを知れるだろうか?

少なくとも、このまま日々を過ごすよりは可能性がある。


行けば戻ってこれるという保証はない。

噂の一つのように死の世界かもしれない。し、そうでないかもしれない。


初めから望んでいたのもあるが、それがいきなり目の前にあると、かなりの戸惑いが生まれる。

しかし、

一度決めると、気持ちは簡単なものである。


足は自然と謎の影、黒い扉まで進んでいた。


黒い扉の前で、一息つけることもなく、手をその闇に差し出し


扉を開けた。


まるで、扉が入ってくることを初めから知っていたかのように、なんの力を加えることなく自然と開いて


ゆっくりと闇の中へ…



そして、誰もいなくなったノノの部屋は、静かにカーテンが揺れ、時計の秒針が進み始めた





はい。

どうも皆さん、お羽よ〜ございます( ̄▽ ̄)


改めて一羽です🪶


いやぁ〜、、、文面を見て入力するとめんどくせぇですね( ̄▽ ̄;)


ゼロから書いていた方が楽なのは、なんででしょうね?(笑) 



次回『白い世界と少女』