とりあえずお風呂に入り着替えて子供達に朝食を作った。
私もバテてられないから…思ったけど食べる気にもならず。

あれは夢か現実か?ショック過ぎて受けとめられない。意味がわからない。
とりあえず気を落ち着かせてから病院へ戻った。

子供達には起きて御飯食べてから来るようにと手紙をかいて。

病室に入ってモニターを見たが数値は安定している。大丈夫。

夫が迷惑かけてすまん。
会社作ってこれからって時に。
まだやりたいこともやってないのになんでよ…

お前と結婚して良かった。
いつもお金で喧嘩絶えなかったけど最近は少し余裕出来て来たから減ったよな。
たまに旅行行けるようになったし、正月の温泉行っておいて良かった、楽しかったな。
3人で仲良くやってほしいな…
色々解約したら何とか生活出来るはずだから。

変な事言わないで頑張ってよ。
来年2泊って言ってたじゃん頑張らないと。

会社…そうだ、お前社長になれ。

無理無理。何にもわからないのに。 
絶対に無理。

こんな話をするなんてまだまだ先だと思ってたのに。

二人ともあきらめたわけじゃない。
まだまだ希望はある。
でも万が一、考えておかなければならない事もある。
たから辛いけど後の話もしなくてはならない。
悲しかった。複雑だった。

とりあえず夫が親のように慕っている人には伝えてくれと頼まれた。

従業員二人には病室まで来て貰ってチャンと話をしておこうと。

子供達もやって来て夜までずっと一緒に居た。
指には酸素の量を測るやつがついてるし腕には点滴やら色々ついてるし鼻には酸素チューブ。
仕方ないんだけど、邪魔くさくて思い通りにならない旦那はイライラ。

そうだ、上の子は学校で介護の勉強してるんだよな…と思って
夫の御飯係りに任命。作戦は成功だった。
最近食べたくないって食べなかったから。
下の子は飲み物係。 ストロー外すタイミング合わず、こぼしちゃいましたが。
凄く嬉しそうに楽しそうに食べていた。

帰り際、子供達を側に呼び手を握り、それぞれに話をしていた。
その頃は声量も無くなってきてたので話をする時は夫の真横に行かないと声を拾えない事もあったので私はどんな話をしたかわからなかったんだけど。
夫は泣いていた。



その時はなぜ今急にそんな事言ったのか。
それも本人の前で。
出来れば言わないで欲しかったなと思った。
冷たいなと。

半年以上経って今、こうして文章にしてみると言って貰って良かったのかも…とも初めて思った。
なかなか言えない感謝の気持ち、謝りたいこと、これからの事とか
この日から色々話が出来たから。
それでもまだまだまだまだ話したりないけど