私自身、
訪問看護師として
在宅に関わっていた時期がありました。
訪問看護は施設での入院とは違い、
ご自宅に看護師が伺います。
個人的な意見ですが、
一番の違いは
医療従事者主体の看護か
家族主体の看護というところ。
施設では
常に多くの入院患者さんを抱えています。
限られたスタッフが
全ての患者さんのケアを滞りなく
決められた時間内に行わなければなりません。
ですから、1日のルーチン業務があり
それをこなすのに精一杯。
例えば、
患者さんが「お風呂は〇時に入りたい」
と希望を伝えたとしても
スタッフが充足している時間に
入浴介助は行いますから、
患者さんの
希望どおりに入浴するのは困難なのです。
訪問看護の場合も
訪問時間や滞在時間が決まっているので
決められた時間内に
必要な看護を行わなければいけません。
看護師になりたい、と思う方の大半は
「患者さんと向き合って、
1人1人に寄り添いながらケアしたい」
そんな理想を描いています。
しかし、現実はそうではなかった。
でも働かなければ生活出来ない。
自分の理想の看護とのギャップに悩みながら
日々懸命に働いているのは
いつの時代も変わらない事実。
ふと、自分の終末期を考えた時
果たしてどっちだろう・・・
もし家族もいなくて自分ひとりだったら。
家族がいても老々介護だったり、
子供も仕事で帰りが遅い。
あれこれ頼むと周りに申し訳ない。
そう考えると、
なんて心細いんだろう。
今回ご紹介した
「エンド・オブ・ライフ」には
様々な在宅の在り方が描かれています。
在宅にしても施設にしても、
一番は
【自分の健康は
自分で守るということ】
病気になったら薬を飲めばいい。
家族が助けてくれる。
そう思っていませんか?
確かに、検査データが改善するなど
一時的に効果はみられるかもしれません。
しかし、それは氷山の一角でしかなく
深い深い海に沈む氷山の下は
長い間の生活習慣で
蓄積されたものが
息を潜めているのです。
今は大丈夫だから!
では
1年後、大丈夫ですか?
5年後は、どんな生活を送っていますか?
10年後、
もしかしたら
あなたは
病院の
固くて狭いベッドの上で寝ている
かもしれません。
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