この日、本を買った。




本当は、この日東京にいる予定で、
わたしは行く前から
ディズニーシーでお土産代をいくらぐらい使うことになるだろうか?と
そんなことを思っていた。




ムリに買う必要は無い。


それでも、
お土産を買って帰りたい。と思う人達の顔が浮かんだ。






台風で、
東京行きが無くなった。




当然、
東京で食べようと思っていたもの
買おうと思っていたお土産

そのお金の使い道は消えた。






そのことに関しては
ほっとしたわたしもいた。







散財はしないにしても、

東京に行かないなら
わたしは本が欲しい。と思った。


本を読みたい。と思った。








普段が本を読むわけではないけれど、
わたしの場合はタイミングなんだと思う。



読みたいものと出会うタイミング。









あと、
最近は気がつけばよくThreadsを開いていて

おもしろいものや
感性が素敵な投稿もあるけれど


なんだか
それとは違った
Threadsで触れる言葉や想いやエネルギーに
疲れてきてもいた。








まだ読んでいない本と
新しく買った2冊と

どれを読もうと思ったときに




吉田修一さんの
タイム・アフター・タイムから読むことにした。





わたしからしたら分厚くて
最近は、仕事の日が続いていたから

読み終わるのは一体いつになるだろうか。
そう思いながら読み始めたけど






仕事に行く前
仕事から帰ってご飯の準備をしてご飯を食べた後

スマホよりも
本をひらいた





読み進めると
もっと読みたくて


昨日はそのためにと言ってもいいくらい
めずらしく、ほぼ定時で会社を出て
あっという間に読み終えてしまった。






終わりを読みたい気持ちと
残りのページが少なくなれば
終わってしまう。という気持ちと───





分厚いと思っていた本は
あっという間に最後のページになった。






感想を言葉にするには、
こぼれてしまいそうで



今は書けないのだけれど




あぁ、ここで終わるのか。と

そこからの余韻の中に今もいる。










眩しかった。

痛いくらいに、眩しかった。








その余韻で、
胸が痛い。