国宝を観たのが
16日の月曜日。
17日がお店の店休日
そして、18日は遅番
という、
めずらしく2日半休みのようなシフトで
17日
YouTubeで国宝を観ました!を解説したりする方達のYouTubeを観たりして
18日
水曜日
上映時間的に
ギリ
遅番前に観に行ける。と思って
早くも2度目の国宝に、行ってきました。
水曜日で
映画料金が1300円になってることもあるからか
昨日も、8時40分開始という早い時間でも
満席。
正直、
初めて見たときに
2000円でも安い。と思った。
前回、ブログに書いたときは、
ネタバレにならないように。という気持ちも強かったんだけど、
今回は、
ネタバレも含みながらのブログになると思います。
それを、最初に書いておきます。
1回目に観て
余韻がすごくて
2回目だと、
より深まる感覚があって
冷静に見れる部分もあって
50年。という歳月を
3時間で描く。
その中には、
「あれ、
そういえば、
あれはどうなったんだろう?」
「あれ?
あの人はどうなったんだろう?」
「どの流れで、
ここに戻ってこれたんだっけ?」
と思うところもあった。
だけれども、
それでも
軸となるところが
大切に
大切に
描かれているのが
分かった。
その
軸となる場面で
溢れ
滲む感情を
大切に
剥き出しに
表現しているのが、
分かった。
喜久雄と
映画は、
喜久雄の物語としてメインで描かれるけれど
天涯孤独となり
歌舞伎の生まれではない
芸を追い求める喜久雄
歌舞伎役者の息子として生まれ
将来は三代目を約束された
歌舞伎役者の血が流れる俊介
喜久雄と俊介
芸と血
映画は、
2つのものが照らし合いながら
照ることで
ときに一方が影を落としながら
今を生きるわたし達の
感情のひだに触れる
少年時代の
喜久雄と俊介が
出会い
共に稽古をする中で
関係性が変化していったのだろうな。と感じられたり
本当に、本当に、いつでも体が動くほどに稽古をしている姿
芸を磨きたいとひたむきな
ここの場面


一瞬なんだけど
なんか、ここ
泣けちゃうんだよな。。
最初は、
喜久雄を受け入れてない感じだった俊介も
いつしか
一瞬にいるのが楽しそうで楽しそうで
共に表現する姿も
何度も胸にきた。
物語の転機となる
俊介の父、半次郎の怪我。
それによって、
公演前の舞台に立てなくなった半次郎。
その代役は、
当然、息子である俊介がすると誰もが思ったが、
代役は喜久雄に。
そこが、大きな
分かれ目となる。
「俺には
守ってくれる血が無い」
と
俊介の血が欲しい。と
俊介の血をがぶがぶ飲みたい。と
演目前の準備をする部屋で
泣きながら
震えながら
そう言う喜久雄と
「芸があるやないか」
とその時
自分が舞台に立てなかった悔しさや惨めさ色んな感情を飲み込みながら
喜久雄を励ます俊介
その演目での
喜久雄の歌舞伎が凄まじく
見てられなくなった俊介は
その場に居ることも出来ず
そのまま
喜久雄の幼なじみと
姿を消す。
なんだか、
この場面は
言葉では言い尽くせない。
舞台に立つの喜久雄からも
歌舞伎の世界から離れ姿を消した俊介からも
溢れるもの
感じるものが
すごくあるシーン。
姿を消した俊介が
8年ぶり
10年ぶり?に戻ってきて
(この辺は詳しくは省きますが)
それと反するように
喜久雄が出ていく出来事が起こり
かつて経験した華やかな大きな舞台から
宴会場やホテルの小さな舞台で
カセットで音を鳴らし
1人で歌舞伎を舞う
どうなっても
どんな時でも
舞い続けるのだな。と
そう思った。
もう、
壊れそうになりながらも
それでも
屋上で
喜久雄が舞うシーン
わたし、
このシーンが観たくて
2度目の国宝を観に来た。
全部を観たかったけど、
特に
このシーンが観たくて。
壊れても
心が壊れても
傷ついても
それでも
踊らなかった日は、
無いのではないか?
華やかな舞台に立てなくなっても
歌舞伎の血が流れていなくても
誰よりも
歌舞伎が上手くなりたくて
日本一の役者になりたくて
芸を磨き続けてきたのであろうその姿が
屋上で
壊れながらも
舞う姿に
それでも
体が動くほどに
体の奥まで
骨の髄まで
刻みこんできたのだと
伝わってきた
「守ってくれる血がない」
そう
喜久雄は言ったけれど
映画の冒頭で
雪の中
命を散らした
父のその姿や
自分の父の血そのものが
喜久雄の中にある
守ってくれる血なのではないか。と
そう思った。
順風満帆な時だけじゃない
それでも、生きる姿に
そのとき、生まれる感情に
それでも、表現していく姿に
その中にある、命の灯火に
それでも、生きる生命力に
わたしは、
惹かれるのだと思う。
好きになると
色んな角度から感じて
深めたいわたし。
国宝、小説も手に取ってみるか
はたまた、また映画に足を運ぶか
こう思えるのが久しぶりで、
それだけで、幸せを感じております。











