買いに行く場所は、
もともと同じ会社で働いてたスタッフが
転職したジュエリーショップに行こうかなと思ってたんだけど
ふと、
元々買った指輪のお店の保証書を前に見たのを思い出し
当日、探してみた。
だけど、
あれ?
ここにあった気がするのに、無い。と
見つかりませんでした。
出かけるとき、
どこか、心に重さとそわそわするようなドキドキを伴いながら
いったん、
最初に指輪を買ったとこに向かおうとしたけれど、
なぜか、不思議と、その場所の記憶がすっぽりと抜け落ちてる旦那さん
「このすぐ近くだよ」
と場所の説明をするものの
車を運転してくれている旦那さんは
やっぱり場所がピンと来ず
ぐるぐるして
分からない感じで
「どこでもいいんだよ」
と言った。
そうか。それならやっぱり
元スタッフの居るお店に行きたい。と
そう思った。
お店に行く直前に、
ひとつだけ、浮かんだ。
断るとかじゃなくて
「今日で決まらなくてもいい?」
ということ。
わたしの中で
気に入った子との出会いがあれば
お迎えしたい。
そう思ったから。
今日、出勤してるかなぁ?と思ったけど、
ちゃんと居て
直ぐに迎えてくれた!!
「○○ちゃーん!
遊びに来たよー!!」
「わー!
由香さーん!
指輪見つからないままだったんですね~」
サイトで
そのジュエリーショップを見てたんだけど
店内に入ったら
思ったよりいっぱーい!!
そして、そのスタッフの子
とっても明るくて
接客も上手な子だから
行く前の重さやそわそわ感が吹き飛んで
見てたらわくわくしてきたわたし


めっちゃキラキラしてる!!
やばーい!
可愛い
って、なった子がいて
それは、
一番最初に買った
結婚指輪に似た子でもあった。
ウェーブがかったリングに
ダイヤモンドのストーンが敷き詰められていて
店内の照明は
より一層その子の輝きを放たせた。
もう、ほぼ
心はこれ!って決まったんだけど
店内を娘と一緒に見てたら
きっと、スタッフの子が
娘に、つけてみる?
と思い見せてくれた指輪
たくさんある中で
目の前に差し出された
その子が
わたしの心を一気に掴んだ。
もはや、それは
結婚指輪というより
ファッションリングという感覚の子なのだと思うんだけど
おそらく、
旦那さんは、
わたしが選んだものでいい。と思っている
いかにも結婚指輪!という感じのものは
わたしに重さをもたらしたけれど
この子は
いろいろな要素が全部詰まっているような
だけど、
ときめきをもたらす
そんな感覚の子だった。
もう、ほぼほぼ、買おう。と思ってた子が18万。
一気に惹き付けられた子が8万5千。
一瞬、頭の中で、
お金を出してくれる旦那さんのこと
買った売上が実践になるスタッフのこと
金額のことも考えた。けど
最後に見たこの子、
お迎えしたい!!!!
わたしの中のいろんな想いや願いや愛とも繋がっているような感覚が湧くこの子を
いろんなものが全て詰まって繋がる感覚を覚えるこの子を
お迎えしたいー!!!!
と、そう思った。
旦那さんを呼んで
それぞれ指輪を着けたとこを一緒に見て
お互いに、
「これ、可愛いね!」と
わたしが惹かれた子と意見が一致した。
お迎えすることになって
お会計のとき
スタッフの子が旦那さんに
旦那さんの指輪を
「指輪、クリーニングしましょうか?
」
と
クリーニングしてくれた。
あれ
指輪もうつけてないと思っていたけど、、
それくらい、
気づかないくらい、
普段、指を見て居なかったけど
クリーニングから戻って
「クリーニングしてきました
傷は消えないけど」
「いい味してますね」
そう言った言葉が
なんか、グッと来た。
そしたら、息子が
「だってパパ、いつもつけてるもん。
お風呂のときも、いつもつけてるもん。」
と
「そっかぁ~
それだけパパはママの事が大好きなんだね」
「うん、パパ、ママのこと大好きだから」
子ども達との会話も聞きながら
あぁ。
やっぱり、去年から、
もし指輪を買うなら、ここに来たい。と
ここのお店で、○○ちゃんから買いたい。と思っていた、
ここに来て、良かった。と
そう思った。
傷は消えないけど
いい味してますね
普段、指輪に携わるいろんな人達を接客している彼女だからこそ、出た言葉。
旦那さんの指輪を
しっかりと見ることも無かったわたしには
まるで無かった視点。
指輪だけじゃない
夫婦関係そのものも
癒えたものあれば
消えない傷もあるけれど
そこも含めて10年の味わいなのかもしれない。
もう少し、
続きます。


