ここで、
今ブレンドしてる香りのことも触れたけれど
この香りのことも
ずーっと
ブレンドしてない間も
香りの棚に置いている間も
わたしの手から離れ
送り出すまでは
いつも
ずーっと
体にある感覚で
完成してない
完成してない
しっくり来てない気がする
何度、
ブレンドを足しても足しても
結局、同じ香りになった。
そう思ってたけれど、
ふと、
いや?
あれ?
待てよ??
仕上がった香りは
もう、
最初のゴーゴーした感じだけじゃなく
深くから落ち着く
優しく柔らかい香りになっていたな。と
そう気がついた。
もう、
完成してたじゃない。
と、
気がついた。
わたしは、
強烈なブレンドを
送りたかったのだろうか?
いや、
そうではない。
わたしの思う
感じる
ブレンドの意図だけを
押し付けたいのか?
いや、
そうではない。
香りは、
自由なもの。
どう感じるのかは、
受け取った人のもの。
わたしの枠に、
とどめることなど出来ないし、
それは、
決してしたくはないこと。
「自分がどう思われるか」
そこに囚われたら
感じられなくなるもの
見落としてしまうもの
気づかなくなるもの
わたしには、たくさんある。
「自分がどう思われるか」
そこは、
外していた、と自分では思っていたけれど
まだ出せなかったひとつに、
そこがこびりついていたのかもしれない。
そもそも、
自分がどう思われるか。なんて
そこだけに囚われたら
名前で買ってもらうわけじゃないけれど
「エロティシズムの香りです」
なんて言って、
出せない
わたしにとって、
覚悟もいる名前ではあったけれど
だけども、
そこに囚われるわけでななく
もっと
もっと
ただ、
目の前の香りの存在を感じて
もっと、
ただ、
目の前の香りの
深みも広がりも感じて
送る怖さより
わたしがどう思われるかより
コントロールすることなく
歪めることなく
もう、
これがこの香りだよ。と
そう放つこの子を
信頼して
委ねて
送り出そう。
