「別れたいと思ってる?」
旦那さんから、そうLINEが来たのは
仕事の予約がパンパンに埋まった
出勤中の日曜日の朝だった。
このとき も
お互いに気持ちを出し合い
曝け出したが
そのとき
わたしの中で
言えなかったことも
言わないと決めていたことも、あった
それでも、
これまでに出せなかったものを出して
これまでとは違う仲の深まりで、
その日曜日も
旦那さんが仕事を休んで子どもを見てくれる日で
穏やかに笑顔で
「行ってきます」と「行ってらっしゃい」を交わした日だった。
そのあと
出勤してから間もなくの
突然のLINE
その、
ひとこと
その、
たったひとこと
そのひとことに、
わたしは、
返事を返せずにいた。
「そんなことないよ」とも
「そうだよ」とも
LINEでひとことで返せるものでは無かった
予約が埋まってる中、
バタバタ返すものでは無いとも思った
頭の中で
「え?
何て返すのが正解??」と
グルグルし出したから
なおさら、
返事は返せなかった。
モヤモヤしながら、
頭の中で考えた
思い当たるのが
この前スキンシップをやんわり断ったこと
か
わたしが書いてるノートを見たか
だった。
ノートには、
生々しいわたしの感情や
その瞬間吐き出したもの
頭の中
心の中
嬉しかったこと
出来事から感じたこと
気づきだったり
わたしが読み返すもの。というより
その瞬間のわたしを出して受け止めてもらうものみたいな感じで書いていた
それは、
人に見せるものではないけれど
家に置いていたら
いつか見られるものでもあるかもしれないな、
いやさすがに見ないかもしれないな、と
どこか片隅で思ってもいた
お仕事が終わるのが、
思った以上に遅くなって
だけど、
「帰りたくないなぁ。」
「怖いなぁ。」って気持ちもあって
LINEも返せてないままだったし
電話をかけた。
LINEが来てから、
10時間近くたっていた。
電話は出なくて、
LINEで
今終わって帰ること
返事が出来てなかったことを伝えたら
すぐ既読になった。
「そうなんだ。
よく分からないけど」
と返信が来たから
また電話をかけた
今度は出て、
とても、元気の無い声だった
LINEのこと聞いたら
「別れたいと思ってるよね?」と
電話で、
すぐに言葉が出なかった。
頭の中がまた
グルグルと言葉を探し出した。
いや、
いや、
探す言葉を伝えるんじゃない。
ここは、中途半端に、
嘘や適当な言葉を
言うべきでもない。
そう思った。
少し会話を交わしながら、
涙が出て来て
「今どこなの?
帰っておいで」
旦那さんはそう言った。
帰ったら、
いろんな核心に触れるのだろう。
怖いな。
でも、向き合う時だ。
怖いな。
それでも、
今わたしの帰る場所だ。
そう思いながら、家に向かった。