好きな人の前でぐらい
みっともなくなってみたい。
みっともないくらい
わたしも人を好きになってみたい。
そういうことを
いつしか願ったな。と思う
それって、どんな感じなんだろう?って
いつしか「知りたい。」と思ったな。と思う
人を好きになって
傷ついてもみたい
みっともなくなってみたい
喧嘩も
嫉妬もしたい
それでも離れない縁ってどんな?
って
いつしか願ったし
そんな感情を知りたい。と思った
そう思ったのは、
20代の前半頃か。
わたしは、
その人その人によって
出てくる自分の反応だとかが違って。
相手によって引き出される自分が変わったりして、
そこを含めて、人との“相性”ともいうのか
“ご縁”ともいうのか
かつて放った想いを経験しているかのような
ここ数年だな、とも思う。
感情に絡み付くような体感を
絡み付くような感情を
わざわざ経験しに行っているかのような
その人にしか湧かないような
自分自身の醜い感情に
自分で戸惑い
何度断ち切ろうとしても
また戻り
断ち切る。が出来ないからこその
折り合いのつけどころを
自分の中で
関わりの中で頭で見つけては
また感情が体に絡み付くように呑まれ
気持ちと折り合い
ときに
折り合えず
溢れ
ぶつけ
そんな経験を
たくさんさせてもらったな。と思う
好きで
嫌いで
愛おしくて
憎らしい
他の人と自分を比べ
醜い感情が溢れ
止まらず
そんな揺れたりする中で
それを繰り返しながらでも、
わたしがわたしであれるようになる経験でもあったように思う
胸が焦げそうになるようなこの感情を味わい
それを伝えるということを
何度も何度もして
「自分でそれを味わいに行っている」とも思った
深い快楽
振り切れそうな感情の振り幅
揺れるわたし
揺るぎ無いわたし
一括りに出来ない想い
決められること
決められないこと
そのひとつひとつを
思い切り味わう
そうやって
この生の願いを
昇華していく
