つづきです
2人の関係性だけ見ると、穏やかだったけど、
どうしても考えると、
心が揺さぶられることがあった。
それは、彼女とわたしの誕生日が同じ日だということ。
もう、てっきり会えないと思っていたから、
その日を思う度、
わたしの心は荒れた。
12月が来て欲しくない。。。
12月に入った頃、
母に「家を買ったから、ゆかの誕生日に引っ越す」と言われ、
職場では、
来年から、「人が足りない店舗に異動して欲しい」と言われた。
どちらも急で、
わたしの心はまた大きく揺れ動いた。
「急ですね。決定ですか?」と職場の上司に告げたら、
「急だと困るだろうから、今言ってるんだよ。決定かは、実績で決める」と言われ、
もう、半月ちょっとしかない、
急だよ。
急すぎる、と思った。
異動先は、、、
彼の地元。
わたしが住む場所からは、
遠かった。
結局、
その年の誕生日は、
引っ越しがあり、
異動もどうなるのか宙ぶらりんだったのが、その日に「来年から異動」と言われた。
どんどん、
環境が変わっていくことが
怖かった。
彼との関係も変わっていってしまうと思った。
でも、わたしは、
何もしなかった
ただ、
流れに身を委ねるように決めていった。
彼女が、
彼を強い執着心で必要としていることも
痛いくらいに感じてた。
そのときは、
わたしは今の在り方を持ち合わせてはいなかったし、
奪えない、と思った。
彼女から奪うことは出来ない。
身を引くこと
それがそのときのわたしの精一杯だった
今思えば、
奪うとはなんだろう?って思うんだけどね。
わたしはあなたが好きです、と言えなかった。
わたしもあなたが必要です、と言えなかった。
言わなかった。
きっと、
選ばれないのが怖かった。
年が明けて、
本当に環境が変わり、
日常が必死で、
とうとうわたしはいろんなバランスを保てなくなった。
彼とたくさん話す中で、
終わらせ方はわかっていて。
きっと、こうすれば、
彼とは終わる。
この関係は1年
最初に自分で決めた通りに、
わたしは
自分から身を引いた。