埼玉県戸田市で発達障害やコミュニケーションに悩まれている方がたと
アートとからだの遊びで楽しい時を作り上げていく、
アトリエDECOぼこミチの川島庸(いさお)です爆笑

 

 

 

今日は、奥さんに、アートセラピーで使う

クレヨン汚れのお掃除をお願いしました。

僕はそのあいだ、目の前で、別の作業です。

 

クレヨンは10箱くらいあったでしょうか。

ちり紙でゆっくりこすってくれます。

クレヨンの汚れが残っていると使う時に色が混ざってしまうのです。

 

 

汚れたちり紙がどんどん増えていきます。

それもかなり早いスピードです。

そしてなんだか、とっても色がついている。

おかしい。

 


 

 

 

ねー、このままだとクレヨンがなくなるよー。

 

 

 

と奥さん。かなり力をいれてゴシゴシ。

ゆっくりは、やってくれていました。

 

 

そんなにちり紙に力を入れたらいけないんだよ。

 

 

と僕はやってみませます。

最初、ちり紙にごりごりやるものだから

クレヨンがどんどん削れていったようです。

 

 

 

頭で理解してくれたようですが

何度か教えてあげて

しばらく作業が続きます。

 

 

ねー、せっかくきれいにしても、クレヨン汚れちゃうんだけどー。

 

と奥さん。

ゆっくりもやってくれていました。

力も入れずにやってくれていました。

 

 

でも、よくみると、クレヨンの汚れのカスの下には

クレヨンの箱があります。それには気付いてくれたようで・・・。

 

 

 

クレヨンの上でやっていると、カスがついて汚れるよ。

 

 

箱を少しずらして、ぶつぶつ何かまた言っています。

あー!とか頭をかかえて、うなだれています。

 

 

やばい、クレヨンの下が汚れていた―!

 


ゆっくりもやっていました。

力も入れなていません。

クレヨンの箱の上でやらないでいました。

でも汚れていたのは、クレヨンの箱の方でした。

 

 

 

あー、やっとわかってきたー。こうやるのね。

 

 

 

発見がうまれました。

気持ち良く、作業がもくもくとすすみます。

 

 

興味がうすらいできて、音楽が欲しいと思い始めます。

 

 

終わらない、飽きた、という話が続きます。

もうすこし、もうすこし、と話します。

 

 

 

しばらくすると、ばーんと音がします。

 

 

奥さんの口があいています。

 

 

クレヨンが部屋中に散乱してしまいました。

せっかく汚れを落としたクレヨンがあちこちに飛び散っています。

ぐちゃぐちゃです。

 

 

 

クレヨンの箱を指でつまんで、移動させようとした奥さん。

わたし、こういう仕事本当にダメなのと言いながらお片付けします。

 

 

全部、箱にしまっていきますが、

黄色のクレヨンだけが見当たりません。

 

 

 

 

黄色のクレヨンはどこへ飛んだ。

奥さんのはじいた指の軌跡を追います。

2人で床にはいつくばります。

 

 

奥さんは諦めかけた黄色いクレヨン。

なんか箱触っている奥さん。

もう終わりみたいな感じの奥さん。

 

 

床にはいつくばりながら

黄色のクレヨンを奥さんに差し出す旦那を

ご想像下さい。

 

 

 

感動的に、黄色いクレヨンがクレヨンケースに格納。

黄色いクレヨンは、もとのおうちに戻れました。

 

 

 

 

 

 

そんなに遠くない将来、僕らは

アートでたのしめる時間を一緒にたくさんのひとたちと出来るように

造形教室の教室活動を支援する摩訶不思議な

障害者就労支援施設を作ろうと考えています。

 

(その前に暮らすところと、楽しく遊べる居場所を作っていきます)

 

 

練習になったでしょ?

と奥さんは言いますが、そののんきさが大切です。

 

 

なにもかもがたのしみです。