寂しいけれど…必要なお別れもある | 鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

福岡県鞍手町でピアノ•エレクトーン•リトミック教室の講師をしています!
レッスンのひとコマやPVなお話、マジメなお話から笑っちゃうお話…色々と綴っています♪HPもぜひご覧下さい♪ http://mizumamusicschoolforeb.jimdo.com



音符福岡県 鞍手郡 鞍手町の音楽教室音符

みずま音楽教室


幼稚園の頃から通ってくれていた生徒さんが、この春、当教室から卒業しました


理解力もバッチリ♪


明るくて笑顔の素敵な頑張り屋さんです♪


実は2年ほど前から生徒さんの様子に変化が有り、少し気になっていました


完璧を求めるからこそ、自分で“出来ていない‼︎”と思うと自信が持てなくてレッスンを避けたくなってしまう


お家での練習も“面倒”と思ってしまうと、それ以上のやる気を起こして取り組むことが億劫になってしまう(益々レッスンを避けたくなる)


『報連相』にも壁が出来てしまう…


「練習が出来ていても出来ていなくても気にせずに教室へおいで♪その時にできることを先生と頑張っていこうよ♪」と、その子にプレッシャーを掛けないように接してきました


生徒さんはその都度気持ちを切り替えて頑張ってくれましたが、心の大波小波が何度も何度も押し寄せ、「ピアノ以外の他の事柄でも気持ちの糸がプツンと切れているようで…」と、お母さまは話してくださいました


結果的にレッスン課題は『お家で練習をするか否かは自分で決めていいよ。』というところに行き着き、レッスンのその日・その場で出来ることを取組むスタイルに変更しました


ですが…生徒さん本人の『ピアノを辞める』という意志も有りましたが… 頑張り屋さんの生徒さんの『今とこれから』を考えると、これ以上頑張らせるよりも、この子の心と体の赴くまま、ゆっくりと、しっかりと休息をとらせてあげる私を含む『大人の理解』が必要だと感じました


つまり、お母さまと私はお子さんに対し「今日は何も(予定は)無いよ♪自由にして良いよ♪」という日を作ってあげる必要性を確認しました


器用で頭の良いお子さんですし、割と何でも出来ちゃうからこそ『人・周りからの期待』というモノに触れる機会は多かったお子さんだったと思います


そしてそこに応えられる自分も誇らしく、いろんな挑戦も楽しみながら出来ていたと思います


でも…


「もう◯歳」ではなく、「この世に生まれてまだ◯歳なんだよなぁ…」と、その子だけでなく、私は何かの壁にぶつかった生徒さんたちにはいつも思っていました


そう、まだまだ手や声をかけてあげなくちゃいけないし見守ってあげなくちゃいけない


ついつい『自立』という名のもとで「もう出来るよね?出来るでしょ?」で子どもさんとの関わりや手間暇を無意識に短縮してしまう(任せてしまう)


あれ?


この子の場合“自由”や“休息”が必要だと言いながら、お子さんとの関わりを減らさないで!ってこと?それって何だか矛盾してない?


そこなんです!


手数を打つことが関わりの全てじゃない


「ココだ!」と思う大事なタイミングで、お子さんの手を離さないことだと私は思うのです(物理的に手を離さないという意味だけではなく、関わり機会を逃さないこと)


そして“きっとこの子はこう思っているだろう…”という想像ではなく、お子さんと向き合って話を聞く+話し合う手間暇こそ大切にしないといけない


不安な時こそ安心して話し合える心の拠り所+辛い時こそ手を握ってあげられる安全基地が有れば、その子はまた歩み出せる…安全基地がその人の中にあれば結果的に自立に繋がります


そもそも私の中の自立とは『誰の助けも求めずに1人でなんでも出来ること・1人で立てること』ではなく、誰かに助けを願い出た上で出来ること・立てることだと思っています


その判断と実行こそが自立


なぜなら誰だって1人では何も出来ないのですから


それを私は重々理解していたはずだけれど…果たして私はこの子にその安全基地を作ってあげられていたのか?


本当にこの子の声をきちんと聞いてあげられていたのだろうか?


この子の手を握ってあげていただろうか?


確かに『自立』の面では“そろそろ…”という年齢ではあるお子さんですが、やはりそこは人それぞれなのです


特に鎧を上手く脱げない『完璧さん』たちは…


私は最後のレッスンで生徒さんにこんな言葉を贈りました


「今まで上手く出来ていたことが上手くいかなくなることだってある


キツイ時もある


“こんなことが出来ないって思われたら恥ずかしい”“悔しい”と思うことだってある


そう思うのは当たり前だよ


人間なんだもの


でも皆んなスーパーマンじゃないよ


先生は何でも完璧にできる人よりも


『誰か私を手伝ってください!』


『コレが出来なくて困っているんです…誰か教えてくれますか?』


『今日はちょっとキツイから誰か私の代わりにしてくれませんか?』って、自分の困っていることや苦しさを誰かに伝えられる人の方が先生は凄いって思うんだ


◯◯ちゃんにはそんな人になって欲しいと思う


自分が辛くならないためにも、困らないためにも誰かに『助けて!手伝って!』って言える勇気を持って欲しいな…って


でも今は何も気にせず、ゆっくり過ごして欲しいと先生は思っているよ


新しい何かを見つけられる時までたっぷり充電をして…◯◯ちゃんが心から『楽しい!』って思えることを見つけてチャレンジして欲しい


もし、その中で苦しいことがあったら今日のこと、これまでのことを思い出して、少し勇気を出して『助けてください!』って言ってごらん♪


先生は◯◯ちゃんをいつだって応援しているから。」




生徒さんは穏やかな表情で私の話を静かに聞いてくれました


そして「はい!」と笑顔でお返事をしてくれました


生徒さんは肩の力が抜けたようで、とても良い表情をしていました


お別れはとても寂しい


その子とのレッスンはそれなりの年月だったから


そして講師として私に出来ることはもっともっとあったはずだけれど…と、反省もたくさんしましたが、でもこの子にとって(少なくとも今は)必要なお別れだと、私も生徒さんもお母さまも皆んなで納得しました


生徒さんと共にお母さまとも長くお付き合いをさせて頂き、感謝感謝の年月でした


生徒さん、お母さま


これまで当教室に通って頂き、本当に有難うございました



❇︎

 

お母さまから頂いた美味しいチョコレートのギフト







以前にお母さまから頂いたコチラのチョコレート(同じお店)の美味しさにビックリ‼︎きっとお母さまは以前の私の反応⁉︎を覚えてくださっていたのだと思います(^^;;


お母さまのお人柄を含め(本当にお優しいお母さま)これまでお母さまから頂いたレッスンへのご理解とご協力、そして生徒さんのこれまでがよぎり、胸が熱くなりました


お心遣いに感謝致します


どうかお元気で♪


またいつでも教室へ遊びに来てください(^^)


私はココに居ますから