発表会アナザーストーリー・その③ | 鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

福岡県鞍手町でピアノ•エレクトーン•リトミック教室の講師をしています!
レッスンのひとコマやPVなお話、マジメなお話から笑っちゃうお話…色々と綴っています♪HPもぜひご覧下さい♪ http://mizumamusicschoolforeb.jimdo.com



音符福岡県 鞍手郡 鞍手町の音楽教室音符


みずま音楽教室



これまでとは少し雰囲気を変えた選曲で昨年のホール発表会に挑んだCちゃん


これまではCちゃんの芯のある音色を活かし、明るくて元気いっぱいの曲を弾いてもらいましたが、少しずつ深みを持った表現にもトライして欲しい思いもあり、静けさや憂いの中に秘めた美しさや情熱を感じる少し大人っぽい曲にチャレンジしてもらいました♪


Cちゃんは美しい流れと空間・情景を感じられるこの作品に対して、真摯に向き合って練習を重ねてくれました♪


Cちゃん本人もお母様も仰るように「毎日練習しました。」がレッスンの中でも形となり、ステキな演奏に仕上がっていきました♪


ただ…ほんの少し気掛かりなことがありました


Cちゃんは緊張し屋さん(^_^;)


ホール発表会の経験者ではあるものの、3年ぶりのホール発表会への緊張感は追い込みレッスンの時点で分かっていました


緊張に打ち勝ってくれたら怖いモノ無しのCちゃん!


不安要素は少しでも解決し、緊張に打ち勝つ為にはどのようなシチュエーションでも弾きこなせる精神力を!ということで、Cちゃんにはさまざまなアドバイスを伝えてきました


そして本番…


幕袖に立つCちゃんは今までに見たことがないほどお顔が強張っていました


「Cちゃんはもう十分なくらい練習をしてきた!


大丈夫!大丈夫!


自分を信じて頑張ってきたことを思いっきり出しておいで!


楽しんでおいで!いってらっしゃい‼︎」


とCちゃんの肩をポンと叩いてステージに送り出しました


本番を終え、発表会終了直後にCちゃんとお父様・お母様が私の所へ挨拶に来てくださいました


Cちゃん、お顔が曇っていました


“うん、うん、


Cちゃんの気持ちは痛いほど分かるよ”


Cちゃんの気持ちを想像すると本当に切なかった…


でもCちゃんがこの日までこの曲と真摯に向き合って精一杯頑張ってくれたことは、講師の私もご両親も、そして何よりCちゃん本人が1番分かっています


思い通りにいかないこともある


これも現実です


だけど『さぁ、君はココをどう乗り越えていく?』とステージの神様から宿題(厳しい宿題だけれど)を与えてもらえることも発表会の醍醐味だと思います


❇︎


発表会明けのレッスンでのCちゃん


発表会直後のCちゃんの曇り顔を見ていた私はCちゃんのことが少し心配でしたが、Cちゃんは「こんにちは!」といつものように元気に挨拶をしてレッスンに来てくれ、しっかりと気持ちを切り替え、既に前を向いていました(その表情と佇まいを見ただけでウルウルしてしまった私)


発表会後、発表会に参加してくれた生徒さん全員に書いてもらった『発表会の感想プリント』


Cちゃんはプリントの枠いっぱいに誰よりもぎっしりと言葉を綴っていました


自分の頑張ってきたこと、そして気持ちは来年の発表会に向かっていることを書いていました


そしてステキだと思った教室のお友だち数名の演奏についても、とても具体的に綴っていました


よく見て、よく聴いて…よく理解しています


Cちゃんは本当に真摯で健気です!


他の生徒さんたちの『発表会感想プリント』でもCちゃんの演奏について「すごくキレイなメロディーで感動しました。」と綴ってくれている生徒さんたちがいました


弾いている人自身が“ココ、キレイだよね!ココ、ステキだよね!ワタシ、ココが好きなの!”って思っていないと、その思いは音には乗らないし聴く人には絶対に伝わらない…


ミスをしたか、していないか


それだけで判断できない音楽の魅力…つまり作曲者や演奏者の思いが誰かに伝わることも音楽の魅力であり、表現者にとって大事な力だと思います


だからCちゃん


アナタの思いは人の心に間違いなく届いたんだよ♪