生徒さんは「お歌を歌う」場面になると“場面緘黙”が見受けられます
その生徒さんと私のお喋りは、キャッチボールが出来て、いつもとても楽しいのですが、お歌の場面になると歌う事が難しい様です
私は生徒さんに無理に歌わせる事はせず、「歌えそうだったら歌ってみてね!」と伝えて言葉かけを終えます
先日手遊び鑑賞曲の「草競馬」で、部分音名唱を入れてみました
♪ミレー・ミレー
その生徒さんのお口から歌声は出ませんでしたが、とても楽しく手遊び鑑賞が出来ましたので、私はいつもの様に「お家でミレーって歌ってみてね!」と促して終えました
後日、生徒さんとお母様は「草競馬」のお話をご家庭でされた際、「どうしてもミ・レーを歌いたくない」と生徒さんは泣いてしまったそうです
そこでお母様は、子どもさんへこんな言葉かけをされたそうです
「どうしても歌いたくなかったら、レッスンの時に“歌いたくないです”って、その気持ちを先生へ言ってみてごらん。」
そんなやり取りが行われているとはつゆ知らず…
翌週のレッスンでの…いざ「草競馬」‼︎
生徒さんはいつ私から「ミ・レーを歌おう‼︎」と言われるか、ドキドキしていたそうです※お母様談f^_^;
ですが…何と私は「ミ・レーを歌う」と言う音名唱課題を、見事に忘れてしまい、いつも通りの手遊び鑑賞をしてしまったのでした~T^T
バカバカ‼︎私のバカ~‼︎…>_<…
音名唱を忘れ、草競馬の伴奏をしつつ生徒さんの様子を見て楽しむ私( i _ i )
生徒さん的には「やった~‼︎ミ・レーが無かった‼︎\(^o^)/」→そんな気持ちを知っているお母様は苦笑
私は分からないまま(; ̄ェ ̄)
そしてレッスンが終わる寸前で、私の課題忘れも含め、お母様は一部始終をお話して下さいました
私、そこで音名唱を忘れていた事に、初めて気づくのでした~(泣)
生徒さんはせっかく自分の気持ちを伝える準備をして来てくれたのですから、私からもう一度、“自分の気持ちを伝えるお話”をしました
「もし今度のレッスンで歌えそうだったら“歌えます‼︎”って、元気に言ってイイよ!
どうしても歌えない時は“歌えません”って、先生に気持ちを伝えてね!
じゃあ…今から言葉の練習をしてみよう‼︎
歌えそうだったら“歌えます”」
生徒さん「歌えます‼︎」
「歌えない時は“歌えません”」
生徒さん「歌えません」
「バッチリ!バッチリ‼︎言えたね~(≧∇≦)今度のレッスンの時に、今みたいに先生へ気持ちを伝えてね!大丈夫だよね?」
「大丈夫‼︎」
生徒さんはとても良い笑顔で言えました(≧∇≦)
段階を踏めば、具体的な理由を加えて「○○だから歌えません」や「歌えないけれど、頑張って歌ってみます!」…こんな言葉と気持ちの選択肢を追加しても良いかもしれません
歌もそうですが、言葉を発するって、勇気が必要なのです
重ねて“出来ない事を伝える”と言う事は、「自分も相手もどんな気持ちになるのか?」が、子どもさんの心のどこかで分かっているのだと思います
「その勇気を使う・必要とする場面を経験上作ってあげなければならない」と、私は思います
その勇気が自信となり、次の扉を開ける事に繋がっていくのですから
気持ちを伝える練習は、こちらの生徒さんだけではありません
別の生徒さんとの「気持ちを伝える練習」も考えなくてはなりません
私がどう提示するか…生徒さんの課題でもありながら、これは講師側の課題なのです
生徒さんが困らない為の練習は、楽しむ為の練習なんだもん♪
先生と一緒に頑張ろう‼︎
p(^_^)q