整理収納を通して
心地よい空間づくりのお手伝いを。
栃木県宇都宮市の「片付け相談所かげいろ」
石原智子です。
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昨日は、午前中に工務店さんの新築時収納計画
新規のお客様の打ち合わせ、
午後はライター仕事で新築のおうちに取材、
その後に近くで開催されていた建築家さんの完成見学会に
行ってきました。
3つの場を通して感じたことは・・・
「モノが少ないって何て楽でなのだろう」
午前中打ち合わせしたお客様は、
実際の今のおうちはまだ拝見していないものの、
お話の内容や書いてきていただいたリストから
そんなに持ち物は多くないことが分かりました。
そうなると、収納計画もとても楽なのです。
何とか収納場所を確保・・・
という工夫が必要ないので、
見やすく取り出しやすい、分かりやすい収納計画、を
心掛けてモノの置き場を決めていけばよいだけです。
午後のお宅は、お引っ越し後まだ3ヶ月足らずでしたが、
本当にきれいに片付いていて、
収納の中を見せてもらってもガラガラ。
「着なくなった服はすぐに処分するし、
ストックをたくさん持つという生活をしていない」
とおっしゃる暮らしはとてもシンプルで、楽そうでした。
最後に寄った美容室兼住居。
「持ち物の7割は捨ててきて、って言ってる」と
建築家さんがおっしゃるコンパクトな住居。
その方の話を聞いていると
みんながそうできるわけではない・・・と感じながら、
でも家そのものに愛着を持って、暮らしを楽しむのに
多くのモノは必要ないと納得してしまい、
そうすると私のような仕事は必要ないな、と
不思議な気分になるのです。
一方で・・・
今ちょうど、図書館で偶然見つけた
こんな本を読んでいます。

![]() |
ホーダー 捨てられない・片づけられない病
Amazon |
アメリカのいわゆる「ゴミ屋敷」に住む人々(ホーダー)を10年に渡って研究した方が
まとめた本で、まだ半分くらいしか読めていませんがとても興味深い。
実際ホーダーの話を聞き、一緒に片付けていく中で
捨てられない、片付けられないということには
深い深い精神的要因と現代社会の問題が隠されている、
ということがよく分かります。
「だらしない」とか「欲張り」とか、
そんな単純な言葉で言い表せるものではないのです。
モノが少なかったら楽、
それは分かるけどそうできない・・・
私たち整理収納アドバイザーも
ただ「使わないものは処分しましょう」と
簡単に言えたものではないな、と改めて気づかされる本です。
モノはたくさん持ちすぎるべきではない、
その考えは変わりませんが、
そうできない方に時間がかかっても寄り添う術を
身に着けることが私たちアドバイザーには必要ですね。
