今年、息子の幼稚園のクラス委員を
一緒にすることになったママは、それはそれは素敵な人。

反抗期に入りかけて悪態をつく5年生のお兄ちゃんを
「何が反抗期だよ!母ちゃんはな、更年期なんだぞ!」
と笑い飛ばしてしまう。

いいな…私にはかけらもない、ダイナミックさがあるのです。
でも気遣いもできる繊細さも持ち合わせた方です。

以前に、このママのおうちに親子で遊び行ったことがあって
(そのときの様子です⇒「モノが多いことが魅力に思えた件 」)
整理収納アドバイザーとして、
色々考えさせられることがありました。

たとえば、仏教系の我らの幼稚園で
入園のときに記念品としてもらう「合掌人形」

合掌人形③

これをもらったとき、私は正直
「面倒なものをもらったな…」と思ったのです。
(そのときの様子です⇒「置き場に困るモノ」

親としては飾りたくない。
でも子どもは愛着を持ってるから処分したくない。
なので、我が家でのこの合掌人形の
活かされ具合はきっと中途半端。

一方、このママのおうちに行ったとき・・・

リビングの一番いい場所に、
きれいな布の上に、
中国の茶器を飾るようなオシャレな小さい棚と一緒に、
2体並べて飾ってありました。

その人形は、何とも凛として、
我が家の、何とか居場所を獲得した合掌人形とは
別モノみたい。

「真ん中のお姉ちゃんのときだけ
 このお人形もらえなかったんだよね~。
 女の子はピンクだから、
 色違いで3体並べられると楽しみにしてたのに」
とママは言います。

あぁ同じものでも、それを扱う人の気持ちひとつで、
こんなにもその存在が違ってくるんだ。

衝撃でした。

そのママの家はモノが多いのですが、
何と言うか、モノが死んでいないし、
モノに支配されていない。

楽しくモノと共存しているのです。

「不要なモノは手放しましょう」
整理収納アドバイザーの常套句ですが、
まずは、モノに対して、みんなもっと心を開かないと。

何か怪しい宗教みたい?

でも、モノとの付き合い方を
突き詰めていくと、
精神論にたどりつく気がします。

同じ「モノを持つ」なら、
大切に扱うのがいいですね。

そうすると、暮らしはもっと楽しくなる。

みなさんは、テキトーに
モノを扱っていませんか?

きっとテキトーに扱われたモノは
テキトーな働きしかできない。
そんな風に感じた出来事でした。