小1の娘が、

小学校から「絵具セット」の

チラシをもらってきました。


絵具セット

学校を通して買われてもいいですし、

ご自身で準備されてもかまいません、

とのお手紙。


う~ん、どれも基本セットで3000円代後半も

するんだ。

思ったより高い。


絵具とか筆とか、100均でも売ってるしな・・・と

思ったのだけど、

「わたし、このバッグにしようかと思って」と

もう娘が決めていたので、それを申し込むことに。


というのも、

私自身の小学校の頃の思い出があって・・・。



高学年になると始まる、家庭科の授業。

裁縫セットを、今回のように、学校で配られたカタログで

購入しました。


そのとき、裁ちばさみが3ランクあったのです。


・最高級品

・ステンレス製

・(何て書かれていたか忘れたけど)ふつうの


母は、「何回かしか使わないから」と、

一番安い「普通の」に〇をつけました。


そして、裁縫セットを使う日・・・。


クラスのほとんどの子が、真ん中ランクのステンレス製。

(エメラルドグリーンのプラスティックの柄)


2~3人が、最高級品。

(柄はかっこいい黒)


そして、一番下のランクのはさみは、私とあと1人だけ。

(柄は品のない朱色)


もう、これが嫌で嫌でしょうがなかった。


はさみを使わないといけないときは、とってもスピーディーに。

そして、すぐケースにしまう。


今思い出すと、

どうしてあんなに嫌だったのかと不思議なほど、

嫌だった。


たった数百円の違いだったんだろうに。


母的にもみんなが真ん中レベルを買うと知っていたら、

多分それに〇をしていたのだと思う。



狭い世界で生きている子どもは、

大人が「ささいなこと」と思うようなことで、

あんなにも心を痛めていたんだなぁと、

今になって、あの頃の私をかわいそうに思う。



そんなことをふと思い出した

今回の「絵具セット」のカタログ。


だから、娘が買いたいというものを

買うことにしました。



人のモノを選ぶって難しい。


そのモノを使ったときの、その人の気持ちまでは

全部は分からないから。