日本の金利は低い状態が続いていて、円預金のままお金を増やすのは難しくなっています。
それなら円以外で運用をしませんか?ということで、銀行などで利率の高い外貨建て保険を案内されたというかたもおられると思います。
よく言われるのが「米ドルで預けておけば10年間で130%になります」などの具体的な数字。
現在アメリカの10年もの国債の金利は約3%なので、たしかに10年だと約30%になります。
ただ、この場合「現地通貨建てで」、つまり米ドルのままであれば、いう前提条件がついています。
たとえば一番身近なアメリカの通貨米ドルは2001年には131円でした。
そこで1万ドル買うには1万ドル×131円=131万円必要です。
その10年後の2011年には為替は76円になっていました。
1万ドルが130パーセント、つまり1万3千ドルになっても、
1万3千ドル×76円=98万8千円になり、最初の131万円と比べて減ってしまいます。
(実際には為替の手数料もかかりますが、とりあえずざっくりした概算です。)
つまり、為替の動き次第で大きく利益が出ることもあれば、せっかく現地通貨建では増えてても場合によっては帳消しになったり、損してしまうこともあるということです。
損を確定しないためには、円に戻さずに現地通貨のままおいておいて為替が戻るのを待つことになるので、10年よりもっと長くかかるかもしれません。
資産分散のために外貨の資産を持っておきたいとか、これからドル高になりそうだからという見通しで外貨を保有するという選択をするのはアリだと思いますが、保険商品に関しては一般的に手数料も高いので、そこもぜひチェックしてくださいね。
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