四十歳を目前にして、人生のイベントベストテンを

自虐的に並べてみれば、

我が身には二十五年間、なにも起きてはいないのだ。

年相応の達成感も充実感もない日々に

愕然としながら、

私は十三歳の夏に恋をした相手に会いに行く。

(人生ベストテン)



一生懸命にがんばっても

思い通りにいかないこともある。

必死になればなるほど

空回りしてしまうこともある。

それでも

生きていく。

それもありだよ、

六篇の物語を通じて、

作者の角田光代さんが

そう語りかけてくれてるような

読み終わったあと

ちょっとだけ心が軽くなるような

作品です。


私の人生ベストテンは何だろう??

そんなことを

ふりかえってみたくなりました。